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平成30年度 アメリカ語学研修実施報告

修了書を受け取り、セレモニー後の集合写真

アメリカ・ウィスコンシン州コンコルディア大学にて語学研修を実施いたしました。
1年生28名、2年生3名が参加しました。初めての語学研修として、英語を使う楽しさ、現地の人たちとの交流を追求したプログラムになっています。修了式では涙を流す生徒たち。2年生3名の内、2名はリピーター。高校卒業後、コンコルディア大学に入学?ということもありではないでしょうか。中学生の皆さん、入学後の夏休み、新しい経験をしてみませんか??


アメリカ・コンコルディア大学で語学研修を実施いたしました。本研修は3年目となります。概要は次の通りです。

平成30年度 アメリカ語学研修実施報告 概要

研修目的

1.現地の同年代の生徒たちとすべての活動を共にすごす中で、コミュニケーション力を高め、長期にわたる友人関係を築くこと
2. いろいろな状況で英語を使えるようになること
3.海外に目を向けるきっかけとできる体験にすること
4.さまざまな学習を通じて、環境問題に敏感になること
5.文化の違いを受け入れて、寛容さ、柔軟性、適応能力などを身につけること

1. 実施期間

2018年7月10日(火)~7月19日(木) 10日間

2. 研修場所

ウィスコンシン州コンコルディア大学内 環境教育推進施設
@Concordia Center for Environmental Stewardship
および、Whispering Pines Retreat
*コンコルディア大学の所有するキャンプ施設

3. 参加人数

31名(1年生28名、2年生3名)

引率教諭 実施報告+写真

引率教員より
本校独自のアメリカ語学研修の最大の目玉は、現地の学生たちとすべての行程を行動するということにあります。食事、教室での授業、水質調査や生き物の生態調査、郊外への遠足、キャンプ地や寮生活での語らいなど、朝から晩まで言葉の壁を越えて友情を深め合う10日間は、最終的に感動のセレモニーを迎えることになります。環境教育という学習の柱を持って、後はとにかくコミュニケーション!参加すれば、心に輝く思い出とともに大きく成長して帰ってくることができるでしょう。

せっかく外国に行っても教師1対日本人複数の形では、ALTが2人常駐している本校でもできるものとなります。そうではなく、現地でしかできない体験をすること、つまり英語を使わなければならない状況をあらゆる場面で創ることが必要だと考えました。授業だけではなく、さまざまな活動を通じて現地の方々と関わることによって英語漬けの毎日を送ることこそオリジナリティのある研修にするために必要なのだと確信しています。

現地の方々のご尽力のおかげで、今回は10名の学生が参加してくれました。大学生も6名お手伝いさんとして参加してくれているのですが、非常に協力的で将来の進路相談に乗ってくれることもありますし、参加される生徒にとってはお兄さんお姉さん的な役でいてくださいます。

現地の人たちと過ごす時間は正味8日間ととても短いものではありますが、最後のセレモニーでは学校の卒業式や部活動における引退式などに匹敵するほどの大きな感動を得ることができますよ!

成田空港出発

アメリカ到着後、朝食は特大パンケーキ!

コンコルディアについてガイダンス

Greenbay Packersの競技場見学

ウィスコンシンはチーズで有名。これを持っているだけでいろんな人に話しかけられます。

Whispering Pines Retreat というキャンプ地での釣り体験

目の前の湖でボートに乗ったり

夜はキャンプファイアー。ゆったりとした時間を過ごします。

もちろんグループワークで英語を使わねばなりません。

アメリカの生徒たちがこのときは先生役になってくれます

ある日の夕食では、日本のカレーライスを振る舞いました。

Whispering Pines Retreatでは3泊しました!

デビルズレイクでピクニックランチ

ハイキングをしたり

サーフボードで湖に飛びだしたり

疲れ知らずです。
手前の男の子は、3年連続で参加してくれました。初めて参加してくれたとき、現3年生のWくんが教えた”命”をやってくれました。

これは、リゾート地で楽しんだ水陸両用車。英語でのアナウンスが早くてジョークもたくさん飛び出しましたが、これを理解できるようになるにはまだまだですね。

野生動物保護区では、こんなに大きなエルクにであいました。

大学にあるビリアード場で

大学敷地内でビーチバレー

ポートワシントン(このプログラムに参加してくれている生徒の一部は、この地域の学校から来てくれています。)

買い物では、持って帰れないぐらい買う生徒たち

コミュニケーション不可欠の活動!

釣りをしています。

寮に戻ってきてからはピザ屋さんでの夕食が2回ありました。

授業ではEnglish Only!

マシュマロタワー作成優勝チーム

ダンスパーティ

みんな笑顔が

とってもすてき!

みんなでCUW2018と人文字を作って

感動のセレモニーでした!

実施報告(生徒感想)

2学年生徒(2回目の参加のKさん)

私が2度のアメリカ渡航をして変わったことは、英語の聞き取りと相手の話したい事がわかるということです。初めて行った時のアメリカは凄いワクワクして見る世界が違ったし、少し気を使った部分もありました。特に英語の面ではすごく不安でした。相手はネイティブで発音もいいし、喋るのが早いので、聞き取れるか凄く不安でした。話すときは、単語を聞いてこんな事言ってるのかなと想定しながら会話をしました。本当に片言で、単語だけで会話していました。相手の生徒さんはそれすらも聞き取って、優しく受け答えをしてくれました。毎日英語漬けなので、正直、精神的に疲れる日々でした。

 しかし、今回のアメリカ語学研修はまた一味違う体験ができたのです。今回は少し慣れていたのか、自分の中に流れがあってこんな風になるだろうとかこんな風に言いたいのかなと思うことができました。アメリカの生徒さんには積極的に話しかけられたし、逆に生徒さんから話しかけてくれて、私も少し英語を話せる存在になれたのかなと思うととても嬉しいです。アメリカの生徒さんではありませんが、大学生のステファニーとはとても仲良くなりました。二人で英語を話しながらショッピングしたりボキャブラリーを教えてもらいました。一番びっくりしたのは、ステファニーから帽子を買ってあげると言ってくれたことです。そこまでしてくれるとは思っていなかったので、本当に感動しました。ここまでの関係を築けたのも前回のアメリカ語学研修のおかげだったと思います。今回は英語を沢山話せたと凄く実感しているし、アメリカの人との接し方がよくわかったので、自分を成長させることができたなと思いました。 

 今回のアメリカ語学研修を終えて感じたことは、やはりアメリカと日本の文化の差が大きく感じるところです。前回にも書いたことですが、アメリカの人達は、待ち時間は地べたに座って楽にしていることが多かったです。とても自由な国でいいなと思うことも沢山ありました。自然との触れ合いもとても慣れていて、動物嫌いな人はほぼいませんでした。そういうことで共通点を見つけたり、話すきっかけを持てたりして、とても記憶に残る語学研修になりました。
 
 私がアメリカに一回行った時と二回行った時では感じ方や考え方がまた違って、2回目にはとても充実したアメリカ語学研修になったと凄く実感しています。プログラムは楽しめるように構成されていて、アメリカの文化を楽しみながら、英語を使って勉強できたので、とても楽しかったですし、自分を成長させられたことがとても満足です。もちろん自分の意思が高ければ高いほど、価値のある語学研修になると思っています。十日間では短いので、一年間か三年間くらい海外で生活をしてみたいです。そしてまた、こういった機会があればどんどん参加して、海外のものを吸収していきたいと思います。

2学年生徒(2回目参加のAさん)

今回のアメリカ語学研修にあたって、私はある一つの目標がありました。それは、私の将来について、進路について決定するということです。行き終わった現在でも未だ決める事はできていませんが、今回行ったことにより、二、三年前では考えもつかなかった進路を考えている事は事実です。

二回目、ということもあり、ある程度プログラムの勝手やその場の雰囲気、コミュニケーションの取り方等わかっているつもりでした。しかし、実際一年振りに参加してみたとき、改めて自分の英語力の無さを痛感しました。英語力に自信があったわけではありませんが、コミュニケーション能力には自信がありました。二年目だし、きっとすぐまた話せるようになるだなんて考えている節もありました。けれど、やはり日本で習う英語と比べると、現地の会話のテンポ、感情、呼吸等々何もかもが違く、昨年同様恐ろしく慌てました。昨年もそうでしたが、結局、現地の子と日本のように何の隔たりもなくワイワイ騒げるようになったのは、研修が始まって5日が過ぎた頃でした。最初の5日間を、昨年同様、私は歩み寄れなかったのです。最終日に毎度、あと5日あったなら、もっともっと話せたのに、といつも思ってしまいます。しかしその5日は最初に消費していることに、毎回帰りの飛行機で気付き、悔やみます。今回、確かに去年よりもいい研修にできたとは思いますが、悔いの残らない、という研修に、個人的には出来ませんでした。
ですが、去年出来なかったことを、今年は沢山する事が出来ました。去年は向こうの生徒や大学生と殆どコミュニケーションを取れず、主に先生方とばかり話していました。しかし今年、沢山の生徒や大学生とコミュニケーションを取り、共に行動する、という事が多くありました。それは、とても嬉しかったです。去年は個人行動になった際、日本の先輩と主に一緒に行動していた記憶が多くありましたから、現地の子らと自由行動を共に出来たのが、本当に楽しかったですし、何より勉強になりました。最終日、向こうの大学生からプレゼントをしてもらった時は、心の底から来て良かったと泣きそうになったほどです。その時の写真を掲載します。こんな風に、去年は出来なかった普通の交流が出来たことが、一番嬉しかったです。

去年のプログラムの内容と比べて、今回の方がゆったりしていたように感じます。どこか行く、という事メインよりも、釣りをしたり、湖で泳いだりして、その場で出来ることを各自で好きなようにやる時間が多く、とても心が穏やかで、あまり時間に意識がいかず、焦った思いは余りしませんでした。また、去年の方が、おそらくお土産等買う時間は多かったのかな、と思う面もあります。そして何より大きく変わったのは、English lessonです。前回は、アメリカの生徒とコミュニケーションを取ることの手助けをする授業、といった感じがありましたが、今回は、アメリカの生徒とコミュニケーションをとることは前提で、そこから理学方面で何かをする、という授業でした。その授業は最初とても大変な思いでしたが、後半は楽しく、面白く、夢中になる授業でした。

今回で大きく学んだのは、自分の英語力と、進路先の候補、そして、話せるか話せないかよりも、話すか話さないか、です。以前、このプログラムを紹介した時も同じ事を思いましたが、今回行って改めて思い知らされました。たとえ英語が苦手であろうとも、それを理由に会話を拒否したり、自分から相手に関わらないようにしては何の意味もありません。私自身英語は得意とは言えないですが、それでも、アメリカの大学生と四時間英語のみで話せました。私の中でその事実は驚くべき事であり、自信に繋がりました。そしてその会話内容を他人に伝える時、日本語訳が出来る自分がいます。たとえ苦手でも、相手ときちんと会話しようと思って必死に相手の言葉に食らいつけば、自分の英語力は大きくその間に伸びますし、会話だってちゃんと出来るのです。

この経験を通して、私は進路をアメリカの方にしようかと悩む事が出来ました。進路の選択肢が一つ、増えました。今まで何処へ行きたいという願望がなかった私の中で、行きたい場所が増えたのです。本当に行くかどうかはまだ決めあぐねて居ますが、それでも、自分の中でアメリカへ行く、と決心がついた時に困らないような英語力はつけておきたいと思って居ます。今回、翻訳機と辞書を手放せませんでした。辞書はいいとして、せめて、翻訳機は手放せるようになりたいと思います。本当に、この研修を受けて良かったと思います。この研修を立ててくれた先生方や、向こうの方々に多大な感謝を込めて。ありがとうございました。

1学年生徒T君

■日本とは違うアメリカ様式
 車の運転席は左、また、道路は右通行であった。 道路はカーブがあまりなく、直線状に伸びていた。高速道路(ここでは一般の道より速度を大幅に上げて良い道を指す)には柵がなく、開放的であった。電柱は木で作られていたと見える。高速道路は出入り自由であり、確認する限り、利用料金は発生していなかった。高速道路は2車線あり、左側は右側より狭かった。左側は追い抜き車線と見える。ポストは家の玄関から離れており、道路に面していた。車は比較的大きいものが多かった。また、リヤカーをけん引している車が日本より多く見られた。飲食店ではバイキングが多く、実際、キャンプ中はほとんどが、バイキング形式だった。バイキングにおいて、取る量が、日本人よりも多かった。水や菓子などは、バラでも売っていたが、一袋(箱)にたくさん詰まった商品が目に留まった。ペットボトルキャップ(水)は日本より浅かった。


■アメリカに行って
 9日間のアメリカ語学研修は自分にとって、とても刺激的なものであり、また、異国に対する興味と外国語の勉強意欲の、双方ともに上げた、有意義なものであった。未知の領域での生活や体験は、私が想像していたよりも楽しく、充実していたがゆえに、帰国後は、アメリカを恋しく思う気持ちが心の中を支配していた。それは、「アメリカ」という場所のみならず、現地の人たちの努力が私をそうさせたのだと思う。私は内気な性格であるが、それにかかわらず、現地の人たちは積極的に話しかけてくれたり、聞いてくれたりした。行く前は話せるか心配であったが、その不安はすぐに解消された。この研修中に一番記憶に残っているのは、ビーチバレーボールゲームである。1ゲームがあまり続かなかったにしろ、とても身近に現地の人と触れ合え、話せたと思う。私は、この研修を通して、今過ごしている世界はとても狭いのだな、と感じた。今まで、私の住んでいる世界で精一杯だった。だが、その隣には、これが砂粒ほどに感じられる程の大きな世界が横たわっていると感じた。その世界に実際に身を投じて学んだことは、たくさんあるが、その中でも「積極性」が大切だと感じた。ここでは、何か話さないと始まらない。だが、慣れてくると話しかけてくる回数が減ってくる。そうなると、自分から話さなければならなくなる。その時に「積極性」が発揮されるのだ。これを発揮するのは時間がかかったが、慣れると簡単になってくる。これ以外にも学んだことはたくさんある。機会があればまたアメリカに行って、このようなプログラムに参加したい。そして、これからは、アメリカで学んだことを積極的に活かして、将来につなげていきたい。

最後に、この研修を企画していただきました先生方、また、現地の方々、そして何より、お金を出してくれた両親に、感謝の意を表したいと思います。
ありがとうございました。

1学年生徒Oさん

私は10日間のアメリカ語学研修に参加しました。しかし、出発当日に飛行機トラブルがあり予定通理に飛ばなくなってしまい初日は空港近くのホテルに泊まることになりました。初日からバタバタしてこれからどうなるのだろうとワクワク、ドキドキした宿泊になりました。
日本にいた時から心配していた入国審査は緊張しました。シカゴ空港に到着してトイレに行きました。その時、床と扉に日本以上の隙間があったことに驚きました。空港から出て外に出た時、日本よりも涼しくてとても気持ちよかったです。バスから見える景色は道路が広く、信号の数が多いので日本との違いを感じました。アメリカの街はすべてが大きくきれいな街並みで空気がきれいでした。また、日本の車メーカーの店もありました。アメリカに着いて最初に食べたデニーズのドリンクとパンケーキは凄く大きくて食べきれませんでした。
 Concordia大学についてバスを降りると現地のみんなが迎えてくれました。現地の人とはなしをするときカタコトな私の英語を真剣に聞いてくれて嬉しかったです。もっと英語の勉強をしてスラスラ話せるようになりたいと思いました。現地の先生はみんな明るくて楽しい授業でした。ご飯は一つ一つがとてもおいいしくビュッフェが多かったので食べ過ぎてしまうくらいでした。特に美味しかったのがハンバーガーでした。アメリカで最初
の買い物のスーパーには日用品など日本と違いさまざまなものが売っていたので日本より便利だと感じました。
 私たちが泊まったキャンプ場は蚊がたくさんいて、夜になると真っ暗になり少し怖かったです。しかし、自然がたくさんあり良いところでした。授業が終わって目の前の湖でボードの上でみんなと遊んだのが楽しかったです。キャンプ場にあるサッカーのボードゲームをしたときは現地の人と盛り上がって楽しかったです!
 前日の夜にみんなで踊ったダンスは今でも忘れられない思い出になりました。最終日に行ったダンスやクイズもみんなで盛り上がることができました。先生が作ってくれたスライドショーは感動して涙が止まりませんでした。初日の時よりも現地の人と仲良くなることができ、日本に帰りたくないくらい良い思い出ができました。
 アメリカの人と交流をしてアメリカの文化を知ることができ、あまり経験できないことをすることができました。最初はうまく話せるか仲良くなれるか緊張していたけど最終日にはみんなで泣いて抱き合うくらい仲良くなっていい友達ができました。現地の人は私のつたない英語を一生懸命聞いてくれたり、私たちにわかりやすい英語で話してくれたりしました。語学研修に次も行けることができたら今年よりももっと英語が話せるようになって語学研修に望みたいと思います。語学研修の申し込みが来たとき最初は行こうか悩みましたが行ってよかったと思っています。私がこの語学研修を充実して過ごせたのは家族や先生、現地の先生のおかげです。携わってくださった方に感謝の思いでいっぱいです。来年もぜひ行きたいです。

1学年生徒K君

私が語学研修で感じたことが二つあります。一つ目は日本人よりアメリカの人たちの方が優しく接してくれることです。私は現地の人を笑わせようと二人羽織をしました。日本で二人羽織のような芸を見せると、
行儀が悪いと思われ、笑ってくれるとは思いますが、引かれたり、嫌な顔をされると思います。しかし、アメリカではフレンドリーに接してくれるので、引かれたり、嫌な顔をされることはありません。みんなでダンスパーティーをした時も、私が一人で踊った時も引かれることなく、逆に盛り上がりました。また、授業での話し合いや休み時間の会話で一生懸命話そうとする私をアメリカの人たちは熱心に聞いて、優しく対応してくれるので、怖がらずに楽しく話すことができました。二つ目は日本とアメリカの文化の違いです。車の通行が左側だったり、トイレの戸が上と下が開いていたりと、違和感がたくさんありました。靴を脱がない場所が無かったのですが、日本のホテルと同じなので、個人的にはあまり違和感はありませんでした。

ここからは私がアメリカに来て、驚いたことを三つ書きたいと思います。一つ目は英語を話す速さです。自分が思っていたよりも速く、聞き取れない時もあり、入国審査や買い物がとても大変でした。自分の英語力がまだまだなのだと感じました。しかし、アメリカの人との交流が多くなったことで、英語の聞く力や話す力が上がったと思います。また、今まで習った文法を今回の研修で使うことが出来たので、良い経験になりました。二つ目は食事の量です。ハンバーガーのお店に食べに行った時、日本ではいつもハンバーガーを二個食べるのですが、アメリカではハンバーガーを一個だけしか食べられませんでした。また、ほとんどがピザやハンバーガーだったので、胃もたれになってしまったり、飽きてしまうこともありました。食事の時もアメリカの先生方は本当に食べられるのかなと心配するくらい食べていたので、驚きました。三つ目はアメリカンジョークです。初日の朝食で頼んでもないのに、一人分の料理が出てきたので、最初は勘違いかなと思いましたが、店のスタッフが出した後に笑っていたので、ジョークだなとわかりました。また、アメリカの先生と自撮りで写真を撮ろうとして頼むと、「No.」と言われて、嘘でしょ?と一瞬思いましたが、その後、「I was just joking.」と言われて、急にジョークを言われて驚きました。アメリカンジョークは少し困らせることもありますが、最後は笑って終われるので、これもアメリカの魅力なのかなと思いました。

実はアメリカに行く前は、初めての海外だったので、行くのが怖くて、正直行くか迷ったのですが、一度でも海外で勉強した方がいいと思ったので、アメリカに行く決心をしました。しかし、いざ行ってみると現地の先生方や学生達全員が優しくて、恐怖や不安が一気になくなりました。最初は英語を聞いたり、話したりすることは難しくて、翻訳機を使う機会がたくさんあり、話す回数も少なかったのですが、英語を聞いていくうちに徐々にわかるようになり、英語で話す機会も多くなりました。来年、またアメリカに行く機会があれば、もっと自信をもっていけるように、発音やリスニング、文法力を高めていきたいです。研修に連れてってくださった松山先生、佐久間先生、板倉先生、研修費を出してくださった両親、そして、優しく接してくれたアメリカの学生達、先生方。このような貴重な体験ができたのは皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

1学年生徒T君

私は今回のアメリカ語学研修でたくさんのことを学ぶことができました。
日本とは違うアメリカの大自然に囲まれた中で10日間、他のクラスの友達や現地の学生と絆を深めることができたと思います。
この語学研修に参加したきっかけは、なかなかできない海外の人との交流を語学研修をきっかけに今まで習ってきた英語を使ってしてみたい。と思ったからでした。
しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。現地の学生に一番はじめに言った言葉はMy name isという言葉でした。相手にしっかり伝わったので、今まで不安だった気持ちはなくなりました。しかし、その後何を話していいかわからなくなってしまい話が終わってしまいました。その後レクリエーションを通してだんだんと仲良くなることができました。湖で遊んだり、一緒に卓球をやったり、ご飯を食べたり、釣りをしたり。本当にどれも楽しかったです。

一番びっくりしたことは発音についてです。イントネーションやアクセントが違うだけで自分の伝えたいことと全く違うことが伝わってしまうことが何度かありました。しかし、現地の人はわかるまで何度も聞いてくれました。日本にはないような優しさがここにはあったような気がします。そしてアメリカの人はすれ違うだけで笑顔で目をあわせて挨拶をしてくれました。外を歩いているときに気分が落ち込むことはありませんでした。アメリカの先生たちはとてもおもしろかったです。例えば蜂についての授業をしているときDo you wanna be my hany?と聞かれたのはとてもおもしろかったです。アメリカンジョークを感じました。

このアメリカ語学研修で一番仲良くなれた友達はTony(トニー)という13歳の年下の男の子です。トニーはとてもおもしろく笑顔が素敵な人でした。運動が得意で一緒にバレーボールをしたのは一番の思い出です。写真の左からNate(ネイト)Jackson(ジャクソン)Tony(トニー)です。この三人は仲良しでいつも一緒にいました。夜には一緒にポップコーンを投げて食べたり一緒にトランプをしたりしました。夜でもみんなげんきでした。一緒にいてとても楽しかったです。三人に日本語の「いただきます」や「ありがとう」などの言葉も教えることができたので良かったです。

最後に10日間アメリカで生活してわかった食生活などについてです。一日目着いてすぐにデニーズで朝ごはんにホットケーキ二枚とポテトとスクランブルエッグとベーコンというとてもヘビーなメニューでした。店員さんからもう一つサービスでもらいましたが多すぎて食べきることができませんでした。そしてバスで移動して大学に着いてからもまたご飯とごペースが早すぎてついていけませんでした。美味しかったので良かったです。アメリカのものはサイズがとても大きく日本では体験できないことを体験できました。

この10日間で普段できない、貴重な体験がたくさんできたので良かったです。最後のセレモニーでは泣いてしまいましたが、とてもいいセレモニーになったと思います。
もし来年もう一度行くことができたら英語をもっと喋れるように勉強し、今回の語学研修で話せなかったことをもっと話せるようになりたいです。Thank you!

1学年生徒Nさん

私は、この研修を通してたくさんのことを学び、たくさんの宝物を得ることができました。
私が最も感動したことは、現地の方々の優しさです。わからないことがあると嫌な顔一つせず丁寧に説明してくれます。さらに、私の赤ちゃんレベルの英語も一生懸命聞き取ってくれようとします。本当に心の広い人ばかりでした。それは、日本人が最後のセレモニーでプレゼントした時も感じました。私のグループは、クイズ大会をしたのですが、正直、最初は盛り上がるのか心配をしていました。しかし、いざやってみるとものすごく楽しんでくれて、大人から子供までみんなが笑顔で参加してくれたので本当に嬉しかったです。その他の発表もみんなで盛り上げてくれて、彼らのおかげでセレモニーは大成功だったと思います。

アメリカでの生活は本当に夢のような時間でした。もちろん、ほぼずっと英語での会話だったので、なかなか言葉が通じなくて悩んだり単語がわからず話していることが聞き取れなかったり自分の英語力のなさを何度も痛感しました。最初の方は、精神的にも体力的にも少し疲れる日々でした。4日目頃からは環境にも慣れてきて自分なりにペースがつかめてきました。最初は質問されたことに答えて終わりになっていましたが、だんだんと言葉のキャッチボールができるようになりました。これは自分の中で大きな成長でした。アメリカの生徒が将来は医者になりたいと話してくれました。同い年でもう将来のことをしっかり考えていて自分も将来やりたいことを早く見つけないとなあ、と、とても刺激を受けました。

アメリカで見たもの、聞いたもの、感じたものは全てが新鮮で、全てが初めてのことばかりでした。向こうには、パンケーキかハンバーガーかピザしかないのかというくらい本当にパンしか出なくて驚きました。それにレストランも、どこへ行ってもバイキング形式で、友達と、こんな体験は日本ではできないね。と言いながら美味しく頂きました。アメリカでは中華料理が人気なことを知らなかったので、ダン先生にそのことを聞いた時はとても驚きました。何より、お箸の使い方がとっても上手でした。ウィスパリングパインズをはじめとし、私たちを様々な場所に連れて行ってくださったスタッフさんに感謝しています。

今回のアメリカ語学研修を通してたくさんのアメリカ人と友達になることができました。国境を超えたつながりを持つことができたということは、本当に素晴らしいことだと思います。また、ここまで一緒にマシュー先生の課外授業を受けてきた日本人の仲間とも友達になることができて、友好の幅が一気に広がり、自分の視野も広がったな。と強く感じます。この貴重な体験をただのいい思い出として終わらせてしまうのではなく、今後の生活にも積極的に取り入れていきたいです。そして、また1年後、今度は胸を張って同じ場所に行けたらいいなと思います。

最後になりますが、松山先生をはじめとする3人の先生方のおかげで心に深く刻まれた最高の思い出を作ることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、本当にありがとうございました。

1学年生徒Tさん

私はアメリカ語学研修に参加するにあたり、不安でいっぱいでした。人見知りで英語が得意なわけではなかったため、話せるのか通じるのかずっと考えていました。やはりアメリカに着いてみると、ネイティブな発音で話すのが早いためなかなか聞き取れなかったり、自分の知ってる単語で話しても通じなかったりしました。けれど、アメリカの生徒がたくさん話しかけてくれて嬉しかったです。何度も聞き返してしまいましたが、私が理解できるまで易しい単語で説明してくれました。この時、私は思ってた以上に英語の知識がないのだと感じました。
English lessonでは英語で技術について考える授業がありました。まだ話すことも慣れていないのに、知らない単語がたくさんでてきて、最初はアメリカの生徒と言葉を交わすことができませんでした。しかし、何回か授業していくうちに自然と一緒に笑えるくらい英語が少しずつ聞き取れるようになって楽しくなりました。授業だけでなく、みんなで湖で泳いだり、ハイキングしたりと楽しいプログラムもありました。自由時間では、アメリカの生徒と一緒に卓球をしたりた日本語を教えたりすることもありました。毎日が充実していて楽しかったです。
毎日食事のときにアメリカの生徒から話しかけてくれて、それをだんだん答えられるようになっていくと自分から話しかけようと思っていくようになりました。最初は、答えられなくて話すのが嫌だなと思っていました。しかし、伝わったときの嬉しさがあるとさらに話したくなりましたる。話そうとすると自分で考えなければいけないです。でもそれが一番自分の成長に繋がっていると思いました。
私がアメリカ語学研修を通して最も嬉しかったことは、アメリカの生徒さんたちと友達になれたことです。同い年のBethanyとは一番仲良くなりました。一緒にお買い物したときには、彼女からお揃いでネックレスを買おうと言ってくれました。私は、こんなにも仲良くなれる友達ができるとは思ってもいませんでした。もう少し早く自分から話しかけておけばよかったと今では悔やんでいます。もっと一緒にいたかったと思います。時間がもっと欲しかったです。今でもたくさんの子と連絡を取り合っています。来年も会えることを楽しみにしているとたくさんの子が言ってくれて本当に参加できて良かったと改めて思います。
今まで海外の学校に行きたいや海外で仕事をしたいとは思ったことがありませんでした。しかし、新しい選択肢ができたと思っています。この語学研修で英語を話すことがこんなにも楽しいことだと知りました。自分には知識が足りないことを痛感したため、もっと勉強して、来年は今回よりも話せるようになりなりたいと思いました。来年も参加します。アメリカ語学研修に参加させてくれた両親、引率してくださった先生方、アメリカの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうごさいました。

1学年生徒Aさん

私は一度、家族旅行でアメリカにいきました。なので、今回の語学研修でアメリカに来るのは二回目です。
家族旅行のときは初めてだったということもあり、アメリカの人はとても明るくフレンドリーだということぐらいしか深く象に残りませんでした。ですが、今回の語学研修では旅行のときとは違い「学習」という形だったのでより多くのことを学び、感じることができました。その中でも一番私が感じたことは、アメリカでは個人の意見がとても尊重されるということです。語学研修ということもあるかもしれませんが、授業ではグループで話し合いそこで出た意見を自由に紙にまとめて発表しあう授業が多かったです。

日本で言う道徳の授業のようでした。授業だけでなく、アクティビティの時間にもそれを感じました。日本でアクティビティの時間があるとすればみんなで一つのことをやるだろうと私は思います。けど、アメリカではみんなやることを選択できました。キャンプ場では湖で泳ぐ人もいれば釣りをする人やバスケをする人、卓球をする人、寝ている人もいました。大学でもバレーボールやホッケー、ビリヤードや卓球などさまざまなアクティビティの場所があり、自分の好きなことができたのでとてものびのびと過ごすことができました。

しかしその分、守るべきことをきちんと把握しそれを守ることが大切だと思いました。そして実際アメリカの生徒はそれができていました。アメリカの生徒はとても時間厳守でルールもきちんと守っていました。ルールの例を挙げてみると、たとえば車に乗った際はきちんとシートベルトをしめることなどです。他にも先生の指示にはすべてきちんと従っていました。こういう点は日本人の方が少し劣っているように感じました。

この他にも、語学研修に行ってみると自分の英語力のなさを痛感させられました。相手の言っていることがわかってもどう英語で言えばいいかわからないことが多くありました。ひどいときは相手方が何を言っているのかわからないこともありました。でも、そんなときでも何か言ったり、調べたりして必死に理解し、答えていくことが大切だということを学びました。

また、この語学研修を通して進路の幅が広がりました。アメリカの大学に進学するという道もあるということがわかりました。実際に見てみて大学や先生、生徒の雰囲気を見てみてアメリカの大学に進むのも一つの選択肢としてありだと私は思いました。

今回のこの語学研修で学んだことは今後の学校生活や学習にいかしていけると思います。実際、私は英語をもっと勉強したくなりました。普段の授業でもただ単語や文法を覚えるだけでなく、それを実際に自分の口から言えるようになり、会話に活かせるようにすることが必要だと思うようになりました。もし叶うのなら来年のアメリカの語学研修にも参加したいです。

1学年生徒T君

近年,日本のグローバル化が進んでいます。そんな中,世界で生きる人として,英語を話せる力というものが重要視されてきています。しかし,日本の英語教育は世界と比べても著しくレベルが低いのです。そのような中で,近年,学校による語学研修が挙行されています。それにより,高校生などの学生の英語力を向上させ,未来の日本を担う人材を育成する一環となっていると思います。

今回,アメリカ語学研修に参加しようと思った動機は二つありました。 まず一つ,英語が世界共通語になりつつある現代の社会において,“書く英語”よりも“話す英語”を 身につけたかったからです。 学校の英語の定期テストで良い点を取った人が,いざその英語を用いて会話するとなると,必ずしも上 手に話せるというわけではないということは,多くの方がご存じだと思います。 私が学びたいのは,学校で教わる英語の他に,将来社会に出た時,もしも,英語が必要となった際にその 場で発揮できる力なのです。 そのためには,英語を話す練習をしなければなりませんが,現在の私の日常において英語で話す機会なん てそうそうありません。 そんな時に,語学研修の話があがり,これだと思い参加を決意しました。

今回の語学研修は,非常に有意義なものとなりました。あと,行ってほんとに良かったと思うことは、アメリカの人たちの“優しさ”に触れられたことです。学校の先生・生徒、店員さんの何気ない一言や,会った男の人とのほん の少しの会話がとても楽しかったです。みんなが優しくて,温かくて。国のちがいってこんなところにもあるのだなって,すごく勉強になりました。

これを機会に英語への意欲がとても高まりまし た。今しかできない体験,そして何よりも人とのつながりが一気に増えたように感じられま す。たくさんの人と触れ合いながら,日本との文化の違いや考え方の違いを肌で感じることができまし た。友達ができるたびに,毎 日が楽しく面白くなっていきました。積極性も大切ですが,何より楽しもうって気持ちが大切だと思い ました。そういう気持ちによって,自然に積極性が出てくるんだと思いました。全然英語が完璧ではなかったのですが,アメリカでたくさんの人と会えたし,なんとなくでも喋れて,仲良くな れたことが,とてもいい経験,いい思い出になりました。私は,このアメリカ研修を通してたくさんのことを学び,たくさんの宝物を得ることができました。生徒のみんなも,すごく優しく接して くれました。最初は長く感じていた一日もだんだん短く感じるようになり,もっとみんなとしゃべって いたい,遊んでいたいと思うようになりました。 私がこの研修で一番強く感じたものは,人の優しさと友達の大切さです。アメリカで出会った人はみん ないい人ばかりでした。わからないと言ったことをいやな顔一つせずに何回も説明してくれたり,日本では気付かない 優しさに気付かされました。この他にも,普段の生活の中で自分がどれだけの優しさに囲まれているの か,アメリカに行って気付かされたことがたくさんありました。

1学年生徒Tさん

私はアメリカに10日間の短期留学に行き、いろいろなことを学ぶことが出来ました。
初日はトラブルが発生し、ホテルに泊まり2日目の朝からの出発となってしまいました。
アメリカに着いてからは、毎日日本との文化の違いに驚いていました。私がアメリカに着いて最初に驚いたことは、トイレの大きさです。日本と違い便器や扉が大きく、また、扉の下がのぞける程にあいていたことです。あとで調べてみると、トイレでの安全を確保するためとわかりました。空港から出ると日本と違い湿気があまりなかったので同じ気温でも涼しくと感じました。バスが走り出すと私はあることに気がつきました。道路が左側通行ではなく右側通行だったのです。日本に帰って来たときに、少し違和感がありました。

大学に向かう途中で日本より数倍大きいIKEAを見つけました。他にもスーパーなどを見て日本との大きさの違いに驚きました。さらにアメリカで売っている服や食べ物は日本より量があるのに日本より安かったです。
アメリカのコンビニみたいなところへ行ったときには、知らないお客さんと目が合うと“Hello!”とあいさつをしてくれました。さらに簡単な英語で話しかけてくれる人もいました。私は知らない人でもあいさつしてくれるところが日本と違う文化の違いだと思いました。物の値段がわからなかったときも英語で質問すると、簡単な英語で教えてくれたのでドルとコインの使い方を理解し使うことが出来ました。
また、友だちがWhen is your birthday?と聞いたときにbirthdayが通じず、
私も発音を聞こうと言ってみてもののアクセントや発音が違い通じないことに驚きました。

英語の速さにも驚きました。空港での入国審査のときに、外国の人が説明してくれているのですが、私は単語を聞き取ることしかできず、全体の意味が解りませんでした。学生さんと話しているときもその場の雰囲気と知ってる単語で何とか理解していたので、次に海外に行くときは日常で使う単語をたくさん覚えてスムーズに話が出来るようになりたいと思いました。

コンコルディア大学に着いて学生さんやスタッフさんが明るく迎えてくれたのですが何を話せばいいかわからず初日はあまり話せず終わってしまいました。しかし、アメリカの人はみんなフレンドリーで話しかけてきてくれていろんなことを話すことが出来ました。ある人にディズニーは何か所あるのかと聞くと、ロサンゼルスとフロリダにあり名前が違うことを教えてくれました。ロサンゼルスは日本と同じディズニーランドという名前なのですが、フロリダはディズニーワールドという名前なのだと知り驚きました。

最後に、私ははじめアメリカに行くときとても不安でした。しかしアメリカの人たちは気軽に話しかけてくれて、さらに私が初日着ていたNASAのTシャツと色違いの学生さんがいてすぐに打ち解けることが出来ました。アメリカでの生活は毎日がお祭りみたいでとても楽しかったです。最後のセレモニーのときには泣いてしまいました。

この10日間で日本では学ぶことのできないことを学ぶことができ本当に良かったです。来年もこの研修に参加することが出来たら、アメリカの人とたくさん話が出来るように勉強していきたいです。今回引率してくださった先生方、研修費を出してくれた両親、いろいろなことを教えてくれ優しくしてくれたアメリカの先生方、学生さん。貴重な経験をさせてくれて本当にありがとうございました。

1学年生徒C君

僕が今回この語学研修に参加しようと思ったのは、日本とは違う世界観を味わいたいと思ったことと、現地の人と交わることでリスニングやコミュニケーション能力を少しでも上げたいと思ったことが大きな理由です。アメリカに来て驚いたことは風呂場の違いです。基本的にトイレと風呂場は一緒の部屋にあり、シャワーの位置は高いところに設置してあって動かすことが出来なかったので日本はかなり便利に作られているのだなと感じました。僕は少し不便に感じたのですが現地の人は気にしていないようだったので、日本人は他国の人と比べると少し神経質になっているのかなと思いました。

また、お店で出されるご飯の量にも驚きました。バイキングの時はどれもボリュームのある料理が多かったのですが僕がお皿に取った量の2倍近く現地の人達は食べていて、食欲がとても旺盛でした。日本人とアメリカ人の体格の違いはここからきているのだなと思いました。

アメリカは日本に比べて朗らかでフレンドリーな人が多いというのがとても印象に残っています。最初はしっかり話すことが出来るかとか、聴き取ることが出来るかと思っていたけれど、皆よく話をしてくれるし、こちらが話すときはとても熱心に聴いてくれたのでぎこちのない英語でも楽しくコミュニケーションをとることができました。大学内で知らない人とすれ違うときにHelloと言ったら誰もが笑顔で返してくれたことがとても嬉しかったです。

合同授業の時には分からない単語を分かるまでとても親切に教えてくれてアメリカ人は心の清らかな人が多いんだなと実感しました。また、アメリカの人達はとっても素敵な笑顔をします。課題の中の一つに一人一人と写真を撮るというものがあったのですがみんな良い笑顔をしていてそんな笑顔が出来たら良いなと思いました。

外食に行った際には日本人三人か二人に現地の人が一人付いて食事をするという条件があったのですが、お互いの趣味、家族構成や将来のことなどについて多く話し合うことができて、とても大切な時間を過ごすことが出来ました。

ですが思い返してみれば自分の英語はたどたどしいものでした。発音の違いで相手を困らせてしまったことも少なくなかったし、基礎的な英文を言うことが出来なくなってしまうことも多々ありました。英単語の知識量だって天地ほどの差があります。もっと単語や熟語、文法を勉強し発音も練習してきちんと英語を身につける必要があると痛感しました。

今回、この語学研修を通して自分のリスニングやコミュニケーション能力を多少なりとも向上させることが出来たと思うし、なにより現地の人達とふれあって一生思い出に残る短くとも大切な時間を過ごすことが出来ました。また、自分の不甲斐なさを知ることが出来たのでこの経験を糧にしてもっと勉強に励み他の教科共々頑張りたいです。可能であれば来年も参加したいと思います。

1学年生徒Iさん

私が今回、アメリカの語学研修に参加した理由は2つあります。1つ目は、私は将来、外国の方と接するような職業に就きたいと思っていたたから、2つ目は自分の英語力を磨きたいと思ったからです。私にとっては初めての海外だったため大きなワクワクと不安がありました。

行ってみた感想は、まず、私たちの英語は現地の人に伝わりにくいという事です。私は英語において話すと言うことが得意ではないので英語の授業で発音ができていても、いざとなるとカタカナイングリッシュなってしまっていたので、改めて自分の英語力の無さを痛感しました。現地の子達と会話をしていても首をかしげられたり、自分が聞いていることと違う風に聞こえてしまっていたりしていたので、もっと話すことに対する意識を高く持たなければならないなと思いました。しかしだからこそ、お互いが話が通じあった時は嬉しかったです。初日から3日間くらいは現地の子との会話が一問一答のようだったのが徐々に慣れてきて話がどんどん続くようになりました。その時は、今自分ちゃんと英語喋ってるんだな〜と感じることができました。また、現地の子達とお互いの学校のことを話したり、恋愛事情を聞いたり、、まさか国境を超えてこんな話をするとは思ってませんでした(笑)

2つ目は現地の人の優しさです。特にアメリカに着いてから初日は私たちも少し緊張していたのでなかなか自分達から話しかけることができませんでしたが、その時に現地の人が笑顔で気さくに話しかけてくれました。他にもレッスンの時に現地の同年代の子が私たちがわからない単語の意味を別の簡単な英語に換えて伝えてくれたり、お店でドルの硬貨の払い方がまだイマイチな私がなんとかお釣りがないように払えた時に笑顔で「perfect!」と言ってくれたり、、。このような行動1つ1つが嬉しかったです。

3つ目はアメリカの文化です。私の以前からのイメージはアメリカはとにかく“自由”であるということが頭にありました。滞在先のコンコルディア大学が湖の近くで開けた土地だったということもありますが、アメリカの自然も人も文化も自由だなと思いました。例えば学校に行く服が私服だったり、髪の毛の色も切り方もその人の好きだったり、、以前からアメリカがそういう国ということは知っていましたが、現地で見るとより一層それを感じました。そういう意味でアメリカは個人の尊重や自由の権利が大きいのかなって思いました。だから日本に帰国した時になんだか息苦しさを感じました。帰ってきて次の日の学校はやはり向こうの学校を体験してしまったからか、制服を着て、きちんと決められた席に座って、、という日本では当たり前の行動がなんだか堅苦しく感じてしまいました。これが日本とアメリカの文化の違いなのかなと思いました。

アメリカへ行って得たもの、気づいたものは本当にたくさんありました。食事・自然・人柄・娯楽など日本と違ったいいものをたくさん見ることができました。最後のセレモニーで私自身、あんなに別れるのが悲しくて切なくなるなんて思っていませんでした。こんなに短い期間で国が違う子と仲良くなって、最後は泣いてハグをして、、今までにこんな素晴らしい体験したことがなかったので、本当に本当に行ってよかったなと思いました。自分の本当の英語力がわかったので、これからもっと現地の人とどんどん話せるくらいに成長したい!と強く思いました。現地の人と冗談も交えて話せる先生はやっぱりすごいな、私もあんな風になりたいなと思いました。日本もいいですが、たくさん海外を経験して外の世界を見て、自分でいろんなことを感じることもきっと私には必要なんだなと思いました。だからこれからもこのようなプログラムにはどんどん参加したいと思います。将来は通訳さん無しでも1人で現地の人と話せるようになってみたいです。今回の経験は私にとって本当に最高な10日間になりました。これを企画して下さった敬愛の先生方、現地の先生方には感謝でいっぱいです。本当に行ってよかった、また絶対行きたいと思える研修でした!

1学年生徒Sさん

私は今回のアメリカ語学研修で色々なことを学べたと思います。

海外に行くのは今回が人生初で、相手に自分の英語が伝わるのか、逆に相手の英語を理解することができるのかと、不安で仕方ありませんでした。そして実際にアメリカの生徒や先生方と話してみると、やはり学校で習うような英語とはほどとおいものでした。ネイティブな発音やスピードなど、自分の英語力のなさが痛いほどわかりました。相手の言っていることは理解できても、自分が言いたい事がうまく言えず、ひたすら単語を並べ手振り身振りで伝えるしかないことも多々ありました。それでも、アメリカの生徒さんは優しく受け止めてくれました。

いつもは授業くらいでしか使わない英語を毎日のように使うというのは、思っていたよりも疲れることでした。ですが、自分の話す英語が相手に伝わるというのはとてもうれしい気持ちになることを初めて知ったのです。それをきっかけに湖でボートに乗って遊んだり、一緒にショッピングしたり、片言の英語ですが積極的に話しかけることが出来たのではないかと思います。そしてときには相手から話しかけてもらうこともありました。キャンプでは同じ部屋のアメリカの生徒から様々な質問をされたり、お菓子を一緒に食べたりと楽しい時間を過ごしました。人見知りな部分の強い私でもこんなに仲良く出来たのは、うれしかったです。

最初にも言った通り、私は今回のアメリカ語学研修で様々なことを学ぶことが出来ました。

ひとつは日本との違いです。バスで移動している時でさえ「ここは日本と違うな」と思うものを沢山見つけることが出来ました。特に食文化の違いなどはとても驚くことが多かったです。

ふたつめは日本がアメリカに広がっているということです。特に感じたのは日本のアニメや漫画に関してのことです。キャンプで同室だったアメリカの生徒さんが、日本のアニメのTシャツを着ていて、聞いてみると「日本の文化が好きだ」と答えていました。それ以外にも帰国前にプレゼントとして扇子をプレゼントしたときにかなり知名度があるのだと感じました。

最後はやはり自分の英語力がかなり低いということです。相手の話が理解できても、自分で英語で答えるのが苦手な面があるのを感じました。なので、少しでも相手との会話がすらすらと進むように、英語の勉強をしていきたいと思います。

私は、また語学研修に参加したいと思っています。アメリカかはわかりませんが、必ず参加します。今回は会話にあまりに戸惑うとスマートフォンで翻訳に頼る部分がたまにありました。次参加するときは、翻訳に頼ることなく自分の力で解決していきたいです。私は、このアメリカ語学研修に参加できて、自分のためになるいい体験ができたと思います。

支えて下さった先輩方、先生方、アメリカの皆さん、本当にありがとうございました!

1学年生徒Aさん

私はアメリカへ行き、日本とは違う多くの経験をすることができました。まず最初に、空港の受付の人がフレンドリーな挨拶を交わしてくれたことです。日本では公の場所だと堅苦しい言葉が多く使われます。これは、互いに初対面なので仕方の無いことです。それに、日本では最近若い人たちの間で挨拶をすることが非日常的だという意見もでています。それに比べ、アメリカの人たちは他人、知り合い、友達、先生、家族などの関係を問わず誰にでも「Hi」や、「Hello」といった挨拶を交わします。アメリカの人たちの心の広さに感動し、英語という言語がアメリカの自由を象徴しているように思えました。

それから、アメリカの人たちは日本の人と違って積極的に楽しもうとします。日本の人は恥ずかしがっていつも遠くで傍観していますが、アメリカの人は自らその輪の中へ入り、一緒に楽しもうとします。これはすごくよい事だと思います。私もアメリカの人たちに見習って、積極的に行動をとることができるようになりました。
 そして、アメリカの人たちは私たちに積極的に話しかけてくれました。アメリカの人たちからしても私たちは外国の人です。それでも、アメリカの人たちは恥かしがったり、怖がったりしないで一生懸命コミュニケーションをとろうとしてくれました。アメリカの人たちは、いつも相手の立場になって考えてくれているのかもしれません。私も期待に応えようと、完璧な英語ではなく、相手に伝わる事を重視した英語を話しました。

日本の人が大切にしないといけないのは、テストでよい点を取るような決まりきった英語ではなく、相手とコミュニケーションを取ろうとする意志から生み出された英語だと思います。コミュニケーションをとるために言語ができたんだと、改めて実感しました。そうやって、一生懸命伝えようと話していたときに日本の友達に英語が喋れてすごいね、と言われたことがあります。私は、友達からその一言をかけられるまで自分が英語を話せているとは思っていませんでした。ただ相手に言いたいことを伝えようと、知っている英語を繋いで話していただけでした。この経験が私にとってとても衝撃的でした。頭の中で文を完成させてから話すのではなく、下手でもいいから咄嗟に浮かんだ英語を伝えようとしていただけですが、この行動が英語を話すという行為に繋がったことに驚き、感動しました。『伝えたい』という意思が『話す』という行動に自然と変化していました。どんなに失敗しても、下手でも、アメリカの人たちはそれを絶対に笑ったりしません。いつも私の話していることを熱心に聞いて、理解しようとしてくれていました。それを見て、私は今まで自分がどれだけ狭い世界にいたのかを実感しました。

 日本に帰国して2週間近く経った今、私は伝えようとすることが何よりも大事だということを多くの人に伝えたいです。

1学年生徒Kさん 

私は今回が初めてのアメリカ語学研修でした。

私は入学前からアメリカに行くことに対して不安を感じていました。しかし、語学研修前にある集まりに参加することによって「貴重な体験を無駄にしてはいけない、得られるものは得て帰ってくる」という前向きな目標ができました。そしてアメリカ語学研修で得たことは7つあります。

まず、アメリカの生活で得たことは4つです。1つ目は文法が間違っていても伝えようとする気持ちの大切さです。私はこと気持ちが1番語学研修に行く上で大切なことだと感じました。なぜなら、その気持ちがなければ外国の方と会話が始まらなかっただろうし、会話が始まってもすぐ話が弾まなくなり会話が終わってしまっていただろうからです。2つ目は新しい単語です。学校で習った単語も会話中に出てきましたが、知らない単語も出てきました。分からない単語はすぐ調べたり、外国の方が優しく分かりやすく教えてくださったり、先生方がホワイトボードに書いてくださいました。3つ目は時間を有効活用する大切さです。この語学研修では自由な時間が多かったです。1日目はその時間で会話を楽しんだりしていました。そのためシャワーの時間などが多くの人が被ってしまい就寝時間が遅くなってしまいました。なので次の日から自由な時間をシャワーの時間にするなど時間の使い方を考えて行動するようになりました。4つ目は時間を守る大切さです。この語学研修は団体行動です。そのため誰か1人でも時間に遅れてしまうと全員の行動が遅れてしまい遅れた人以外に迷惑がかかり、計画を立ててくれた方々の努力を無駄にしてしまうことを体感しました。

次に、日本と違って良いと思ったことは2つあります。1つ目は毎回必ずお礼を言うことです。誰かが扉を開けてくれていたら必ず全員が「Thank you」とお礼を言います。日本ではあ頭を下げたり、小さな声でお礼を言いますがアメリカのように笑顔で堂々とお礼を言うとみんな嬉しい気持ちになるので、日本と違って良いと思いました。2つ目は知らない人同士でも挨拶することです。アメリカでは知らない人でもすれ違うときに目があったら「Hello」と挨拶をしました。たったこれだけのことで私も相手も笑顔になれました。

最後に、新たに発見したことは1つあります。それはアメリカの中華料理の種類は2つあることです。これは外国の方と話をして分かったことです。アメリカにはアメリカン中華という甘い中華料理があります。私たちは、ある日の夕食にアメリカン中華を食べました。

この語学研修では、いくつもの大切なことを得ることができました。英語だけでなく、大切な気持ちや知識、一生大切にしたい思い出が作れたとても充実した語学研修でした。私はアメリカから帰国してすぐに「もっと英語を勉強して外国の方々と話したい」と思いました。そして、すぐに行動に移しました。私がこのように思えたのも、すぐに行動に移せたのも、企画してくださった先生方やアメリカの方々のおかげです。本当にありがとうございました。

平成31年度 アメリカ語学研修について

平成31年度は、新入生への説明会は従来通り入学説明会(3月15日)時に行います。入学式後2、3日で申し込みを確定することになります。大変忙しい数ヶ月になるかと思いますが、参加した生徒たちには最高の留学経験を提供します。

なお、入学式後のパスポート取得は、本人確認書類として必要となる学生証作成交付に多少のお時間をいただく事から、必要書類の収集に大変忙しくなることが予想されます。入学説明会の折に、説明を聞いていただいて是非行きたい!と思われた方はパスポート取得を入学前に取得されることをおすすめいたします。(なお、本校修学旅行は海外となりますのでパスポートの取得はいづれ必要となります。)

これまで過去3回行ったアメリカ語学研修においては、2年生を連れて行くことが出来ましたが、おかげさまで皆様に認知されるようになり今後は2年生への募集が難しくなることが予想されます。新2年生へは、新1年生の参加者が定員に大きく満たない場合(新1年生申し込み〆切日4月11日(木)、最大参加人数30名程度)には、1年生の人数確定後、すぐに募集をかけさせていただきます。ただし募集人数を大きく超えた場合には抽選となりますことをあらかじめご了承いただきますようよろしくお願いいたします。

なお、参加申し込み書を提出いただいたあとの、最終説明会は4月21日(日)を予定していますので大変お忙しい中かとは思いますが、ご調整いただきますようよろしくお願いいたします。