グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



平成30年度 カナダ語学研修実施報告

平成30年度カナダ語学研修報告

平成30年7月10日~7月25日まで、カナダアルバータ州にて語学研修を行いました。


引率教諭より

この研修プログラムの実施も5年目となり一つの形が確立されてきました。大学での講義、ESLとオフキャンパスとの連動、自然観察と体験など2週間の満喫度はかなり高いものと言えると思います。3年前に上野の国立科学博物館で開催された「恐竜エキスポ」にて、化石クリーニングのデモをされていた、アルバータ州立大学のClive Coy先生が博物館近くの会場で「古生物学」の公演をされた際、大学から招待を受け拝聴させていただきました。その際、先生の大学でESLの研修で生徒を連れて行き、期間中に「ロイヤル・ティレル・ミュージアム」を訪れることを告げアドバイスを求めました。幸運なことに、先生がその時期、ちょうど大学に戻られるので、研究室訪問が許され講義まで行っていただくことになったのです。おそらく、高校生がこの、映画「ジュラシックパーク」の研究室そのものとも言えるような学問の現場に入ったのははじめてのことではないかと、先生がおっしゃっていました。それ以来3年連続でラボでは先生の後輩が講義を担当、大学の博物館では院生が面倒を見てくれています。「ロイヤル・ティレル・ミュージアム」では、昨年新聞紙上でも話題になったミイラ化した鎧竜、「ノド・サウルス」の化石が展示されるなど生徒らのロマンを掻き立てる材料も事欠きません。カナディアン・ロッキーの荘厳な自然美の体感は訪れた者だけが享受できる至福の時であり、一生の宝となるでありましょう。若き日に留学し居候生活をしたこの地に自らの後輩たちを案内できるとは考えもしませんでした。今年も多忙な作業の中、わざわざ私たちに挨拶にお顔を出していただき、Coy先生、ありがとうございました。

生徒研修レポート

2年T君
まず、日本人がカナダ人から学ぶべきことは人それぞれだと思います。人は、一人一人違いますから学ぶこともその人に合ったものがいいと思います。日本の良さで再認識したものは風呂があることと、バスルームとトイレが分かれていることです。日本人の私からしたらそちらの方が良いと思いました。
次にテーマに沿ったものを書かせていただきます。
カナダのエコに対する意識はあるかどうかは分かりませんが、街を歩いていた時にゴミがポイ捨てされてるのは見ませんでした。でも、中にはする人もいると思います。節水、節電に関しては節水はしている人が多いと思いますが、節電はよくわからなかったです。予想ですけど、取り組んでる人もいると思います。次に、体の不自由な人や老人などへの配慮は結構してありました。駅やショッピングモールの段差の隣には車椅子の人でも通れるような斜面になってましたし、エレベーターも結構ありました。ボランティアに関してはしてる人もいると思いますがチップ目当ての人も多分結構いると思います。日本人のようにボランティアをしている人は滞在期間中には見ませんでした。「金くれ」と、言ってきた人はいましたけど。
最後にこのカナダ研修に参加できて良かったと思います。最初は行きたく無かったのですが、行ってから少し英語に自信がつきましたし、いろいろ学べました。最後まで読んで下さってありがとうございました。

2年Iさん
Eco consciousness in Canada
カナダではどのようなエコ意識があるとみなさんは思いますか?私はカナダに行くまでは対して日本と変わらないか日本よりもエコの意識が低いのではないかと思っていました。
ですが、カナダでは日本よりもエコ意識がとても高いことがカナダに着いてからわかりました。カナダではごみを四種類に分別していました。一つ目はGarbageお菓子の空袋などです。二つ目はFood scraps.食べ物の生ゴミのことです。三つ目はプラスチックや缶、飲み物の紙パックです。最後の一つは紙類、新聞紙などです。
このようにカナダではごみを四種に分別してリサイクルを行っています。日本でも同様に家庭などでごみを分別しますが、カナダのように細かく分類はしません。日本も同じように分類すればいいのではないかと私は思いました。私たちがカナダを訪れる際に利用したAir Canadaにもエコ意識がいき届いていました。
Air Canada では大気汚染とCo2削減に力を入れていました。それに飛行機の重量を130kg軽減しCo2の排出量は184000t減少させました。全く見た感じではなんの変わりもありませんが、このように見えないところでもカナダはエコに力を入れていることがわかりました。他にもカナダでは有名なブランド"Roots Canada" や私たちが泊まっていた家の近くにもあった"SHOPPERS DRUG MART"でもエコが取り入れられていました。
"Roots Canada"では、店内にオーガニックペイントを使用したり、再利用の木材で店内を設計するなどエコフレンドリー素材を使用してお店を経営しているようです。
"SHOPPERS DRUG MART"では、環境に優しい"Greener Product"と呼ばれるブランドの商品を積極的に店内に並べているそうです。このようにカナダでは、家庭でごみの分別をするだけでなくお店などでもエコの意識が行き届いている事がわかりました。カナダは日本よりもエコの意識がとても高いことがよく伝わってきます。見える部分だけでなく、見えない部分でもエコに力を入れているカナダはすごいと思いました。少しずつでもいいので日本でもカナダのように環境を守る意識を高めていってほしいです。

2年A君
「カナダと言えば何」と聞かれた時に、あなたは何を思い浮かべますか。人それぞれ答えは違いますが、大体は寒い、メープルシロップ、大きいなどが多いでしょう。どれも正解です。しかし多くの人はテレビや雑誌などから得た「イメージ」だと思います。実際にカナダに行ってみて確かに気温は低く、土地は広大でメープルシロップは売っていました。しかしそれよりも特徴的だったのはカナダ人の意識の違いです。まず驚いたのは歩行者最優先ということです。道路には赤と青の信号だけでなく、歩行者が渡る時に光る黄色い信号もあり、その信号が光ると必ず車が止まり歩行者が渡れるようになります。またその信号のないところでも渡りたいという雰囲気を出すだけで必ず車は止まってくれます。この時点で日本とはかなり違っていますがもうひとつ日本とは違うものがあります。それはゴミに対する意識ですカナダの街を歩いていると必ず数十メートル間隔でゴミ箱が置いてあります。しかも大学内や空港のゴミ箱は分別がしっかりとされています。日本の場合紙類やペットボトルなど種類があまりありませんが、カナダの場合約5種類ありました。なぜこんなにもゴミに対する意識が高いのか考えたところ思いついたことは「自然に対する尊敬」です。カナダは広大な土地を所有しているため至る所に自然豊かな場所があります。今回訪れたルイーズ湖やモレーン湖、カナディアンロッキーは舗装されている道以外のところは歩かないようにと注意書きが書かれており、また至るところにアイドリング禁止の看板がありました。日本でこの看板を見たことがあるかと聞かれても「はい」とは答えることは難しいでしょう。確かに日本は排気ガスの多い国として有名で、減らそうと声かけをしていますが、口だけのことが多く、実際カナダよりも排気ガスの量は多くなっています。確かに日本はカナダよりも人口が多く、排出するガスの量は多くて当然だろうと思う人もいるかもしれませんが、ではカナダと日本の人口が同じと仮定して、カナダの排気ガスの方が果たして多くなるでしょうか。私はそうは思いません。日本が変えていくべき意識は「自然に対する意識」だと私は思います。でなければ日本はこのまま排気ガスや可燃ごみの量を増やし日本だけでなく世界にも迷惑をかけることになります。なのでカナダ人のように、広く大きな心を持ち尊敬の念を持って日々生活していくべきだと私は思います。
2年U君
出発の日、色々初めてのことばかりだったせいか不安感の方が楽しみな気持ちよりも大きかったです。家族同伴でない旅行、カナダへの渡航など私にはすべてが初めての経験でした。
その経験を通して私は得たものがあります。今からそれについて綴っていきます。
カナダは公用語が英語とフランス語で、もちろんの事ながら日本語を話せる人は極小数です。また、ヨーロッパ人のみならずアジア人も多くいる多民族の国です。それゆえかアジア人に対する差別が本当に少なかったように感じます。絡まれても日本人だということを伝えると握手を求められたりもしました。私はカナダに行く前は差別しかないんだろうなと懇ろに思ってました。しかし、実際そんなことありませんでした。
民族間の事柄では苦労は全くありませんでした。むしろ苦労したのは会話です。話しても何故か伝わらないことが少なからずありました。文法が間違ってるわけでもなければ、使用している単語が間違ってる訳でもない。
では何がいけないのかということを考えると、意外と簡単なものが理由で会話が成り立っていなかったんだと気づきました。
それは声の大きさです。我々日本人は沈黙が美徳とされている民族です。それゆえか話す時も大きな声で話す人は非常に少ないです。けれどそれは海外では全く通用しません。郷に入っては郷に従えってやつです。大きな声で話さなければならないのです。向こうの国の人達は大きな声で会話します。彼らは意思を伝えることに重きを置いているのです。これはカナダで受けた授業が私に教えてくれました。
カナダで受けた英語の授業の先生、ローヒットは毎回大きな声を出せと私たちに言っていました。そのため、それを心がけて日々過ごすようにすると少しずつ言いたいことが通じるようになりました。
私はカナダに行って驚いたことが1つあります。それはエコに対する意識の高さです。彼らはとてもしっかりとゴミの分別を行います。私はその環境に適応するのにだいぶ時間がかかりました。
また、街の道路には全くと言っていいほどゴミが落ちてなかったです。なぜかと言うと至る所にゴミ箱が置いてあり、カナダの人達はポイ捨てすることなくしっかりとゴミ箱にゴミを入れていたからです。これは当たり前のようなことですが、日本人はこれができてない人が少なからずいます。
以上の経験を通して、私は彼らの行動からエコに対する意識としっかりと自分の意思を伝えるというふたつの点を見習うべきだと思いました。
また自分はこの経験をすることが出来た数少ない人間なので、この経験を今後の人生において最大限に活かしていけるよう頑張ります。

2年O君
カナダでの日々で感じたことは、カナダがごみの分別に力を入れているなということです。
宿泊した施設のゴミ捨て場も、大学の教室も、ホテルの部屋のゴミ箱も・・・
どこのゴミ箱も必ずペットボトルと普通のゴミとを分けていた。
このことは、カナダの人々が環境についてしっかりと向き合っている証拠だと思う。
日本は、まだまだゴミの分別に対して実行度が高くないと思う。
すべてのゴミ箱が分別に対応しているわけではない。
日本もカナダと同じく自然が豊かな国だけに、とても残念に思える。
これだけ豊かな自然があるのにそれらをあまり念入りに大切にしていないことに
疑問を感じる。
だから、私はカナダを訪れてしっかりとした自然保護への取り組みを見て
そう思った。
もう一つ例を出せばバンフ国立公園へ訪れた時、日本よりもより厳密に柵の中の
高山植物を保護していた。
日本では、一応柵はあるが、観光客が柵の中に入って写真とかを撮ったり...
カナダ人の自然への関心度や大切にしようと厳しくする態度に比べると
日本人の対応はあまり徹底されてはいない。
私はこれまで日本のいろいろな所へ旅行をして感じたことがあった。
そして今回の語学留学にて初めて比較することができた。
日本と同じく自然の豊かな国を訪れることでと可能となった。
日本もカナダのようにもっと環境保全への意識を高めるべきだ。
富士山に捨てられているゴミを見ると、日本人だけの責任ではないが自国の世界遺産だけにとても悲しくなる。
日本がいつまでも美しい自然を持っていられるように努める。
個人としては、ごみの分別から海岸の清掃ボランティアなど。
海岸の清掃は、私の祖父が九十九里にゆかりがあるので、何度かした。
これからも続けていきたい。

2年O君
僕がカナダ語学研修に参加したいと思ったわけ、それは洋楽が大好きだから!理由はただこれだけです。英語の成績もいいわけではないです。僕は4か月前にオーストラリアの姉妹校訪問に参加しました。それでも一言二言くらいでしか話せないレベルであったため同時に不安な気持ちも抱えていました。

授業を受けてまず僕が思ったこと、それは日本との違いです。先生の話を聞くだけの日本とは違い、聞いて、話して、とにかく積極的にならなければならないのです。最初先生が“もっと話して!”と言っても僕や仲間のみんなは口が固まっていました。日が進むにつれて発言も増えるようになり、最終日にはなんのためらいもなく発言できるようになりました!僕にとってこれは革命ともいえる出来事です。日本ではいつもなるべく指されないようにビクビクしていたからなおさらです。

毎日出された宿題もスキルアップに大きく関わっています。宿題はプレゼンテーションの内容を考えてプランを立てるとこと、街中でインタビューすることが主な内容でした。
インタビューについて、僕は人に話しかけることが本当に苦手で最初はビビッて誰にも話しかけられることができませんでした。しかし同じ仲間が勇気を出して話かけている姿を見て、僕の背中が押された気がしました。そして僕も話しかけてインタビューをしたところ相手は本当に親切に答えてくれました。この時の感動は忘れられません。この時から妙に自信がついて本当にたくさんの人にインタビューをすることができたのです。インタビューの内容は様々でした。先生からそれぞれにテーマごとのプリントを渡されて、そこにあらかじめ書いてある質問をします。そして質問の答えの内容を書いて次の日の授業で提出をします。インタビューで予想外の答えが返ってきたり、インタビューのあとに聞いた相手と少し会話をしてしまったり、本当に楽しかったです。そしてわからないところは仲間と助け合いました。そのことでみんなと仲良くなれることができました。
プレゼンテーションも僕の苦手なものの一つでした。発表をする前には入念に準備をしなければなりません。そのことについて調べて文を考え、そして発音を確認するのです。最初の発表をしたとき、僕が小さな声で下を向きながら話していると大学の先生から“大きな声を出して!前を向いて!”と怒られました。一番大切なことは発音や文法が間違っていてもいいから自信をもって大きな声で話すことなのです。日を重ねることに僕の声は大きくなり次第に自信をもって発表できるようになりました。最終日にはプレゼンテーションに自信がつき、大きな声で発表できるようになりました。

この2週間のなかで感じたことがありました。カナダ人は本当にフレンドリーなことです。大学へ向かうために毎日電車を使います。ある日の朝、僕は寝坊してしまい慌てて駅へ向かいました。しかし駅に着いたものの目に前で踏切が閉まってしまい電車は行ってしまいました。その時隣にいた同じく乗り遅れたおばさんと仲良くなることができたのです。互いにに笑いあって本当に楽しかったです。他にも仲間と一緒にあるお店でジュースを買うために注文をしていました。注文をするときに伝わらなかったりしましたが店員さんは本当に優しくて面白かったです。とにかく笑っていたら店員さんもノリにのってくれました。なんとジュースを渡された後、プレゼントという言葉とともにパンをただで貰えたのです。たいてい店員さんと話していると、仲良くなれてたくさん会話をしてしまいました。日本の店員さんは丁寧で良いのですが、カナダには日本とはまた違った良さがあると思います。

僕はこの2週間で自分を変えることができました。プレゼンテーションやインタビュー、他にも授業を通じて得たことが本当にたくさんあります。かつての臆病な自分はもうここにはいないのです。
For a moment there, it was permanent.

2年Y君
私は7月10日から7月25日までの2週間のあいだ、カナダのアルバータ州に語学研修に行ってきました、今回はそこで体感した事や、感じたことなどを伝えます。
 第一に、長いフライトを終えカナダのアルバータ州に到着し初めに体感した事は、空気がきれいだということです、私はカナダは自然を大事にしている国だとは聞いていましたがここまで自分の体で体感できるものだとは思っていませんでした。
空港から私たちが今回宿泊することになっていたセントジョーンズホテルに到着し、マークビルさんからお話を聞き、宿泊先で夕ご飯をごちそうさせていただきました、メニューはソーセージやベーコンなどの肉が多いように感じました。夕ご飯をすませ部屋に帰り、少し部屋を探索しているとキッチンにビニール袋があることにきずきました何かと思いそのビニール袋に書かれた文字を読んでみると、ホテルの近くのスーパーの名前が書かれた袋でしたさらに小さく書かれていた文字を読むとリサイクルなどの文字があるのがわかりました、私はホテルにリサイクル用の袋が用意されていることにきずきとても感心しました。
 2、3日が立ち学校やカナダの日常に慣れつあり、放課後、友達と街を散歩していた時、私は新たなことにきずきました、歩道には約10mおきにゴミ箱が置かれていました、そうすることによって街の人々はポイ捨てをせずしっかりとゴミ箱に捨てることができていました、こういった細かいところの工夫までが感心できるものばかりでした。
 第一周目の金曜日から日曜日までの間私たちはロッキー山脈へと観光に行きました。山脈に到着しバスから降りたその先に広がっていたのは想像を絶するほどの絶景で思わず皆カメラを向けてしまうほどでした、ゴンドラに乗り山の頂上のほうまで行くとリスが何匹も道にいました、私にとってとても貴重な体験ができました。
この休日の間私たちはセントジョーンズホテルではなくbanfという町の近くのホテルへ宿泊していました、ホテルにつき窓から森のほうを見てみるとそこには大きな鹿が立っていましたつのがとても大きくオスの鹿のようでした、リスやシカなど私の住んでいる地域ではめったに会うことのできない動物たちに会うことができたのはとても感激でした。翌日banfの町でショッピングをしていると店員さんから声を掛けられ、この服かっこいいだろ?のように陽気に話しかけてきてくれました日本では考えられないほどの陽気さに最初は戸惑いながらもとても楽しく過ごすことができました、ほかにも警備員さんが仕事中でも楽しそうに話していたり、大学生達も私がゆっくり話してもらってもいいですか?と聞くとみんな快く丁寧に話してくれるかたばかりでした。
 私はこの語学研修でたくさんの人と出会い、話し自分の考え方の幅が広がったとおもいました、そして日本にはないエコや自然を大切にする意識を現地の人たちと一緒に体感し私も日本でこのような意識で生活をしていこうと思いました。

2年T君
両国の魅力

7月10日から7月25日までのおよそ2週間、カナダへ語学研修に行ってきました。カナダでは、日本と似ているところ、違うところをそれぞれ発見することが出来ました。これからそれらについて「環境への意識」「バリアフリーへの意識」の2つの観点からお話します。
まず環境についてです。私たちはカナダのエドモントンという所の大学へ向かったのですが、その途中にカルガリーというところにある空港を経由しました。その際、時間があったため空港内を歩き回ったのですが、空港中とても綺麗でした。ゴミが少しも落ちていなかったのはもちろん、トイレも掃除が行き通っており大きな空港だったのですが、美意識が行き届いているなと感じました。
またエドモントンに着いてからもゴミが落ちているところはめったに見ませんでした。カナダの街中にはたくさんのゴミ箱がありました。これが道にゴミが落ちていない一番の理由だと思います。またほとんどのゴミ箱はリサイクルできるものとできないものとで分別されていました。日本では特に渋谷など人が集まる場所でゴミが大量に放棄されています。これは恐らく人数とゴミ箱の数があっていないからだと思います、もちろん、美意識の低さも関係あると思いますがカナダの道を歩いてみて日本ももっとゴミ箱を増やせばゴミが減るのかなと感じました。カナダの環境について自分が一番強い印象を受けたのは水に関してです。カナダに滞在中泊まった寮の部屋に水道がついていたのですが、水道水を飲むことはできませんでした。そのため、毎日のように飲料水を買う必要があったのですが日本よりも水の値段が高くて、これが痛い出費となりました。日本では家や学校で当たり前に水道水を飲むことが出来るし飲料水も手軽な値段で買うことが出来ます。そのため、カナダ滞在中に水を飲める大事さを感じることが出来ました。
次にバリアフリーについてです。
カナダでも日本と同じように全ての方に配慮の届いた設備をいくつも発見することが出来ました。例えばエレベーターやスロープなどです。私たちは寮から大学まで毎朝電車に乗る必要があったのですがその寮の最寄り駅にはスロープが完備されておりベビーカーや車椅子の方でも電車に乗りやすい設計になっていました。また大学内には日本の学校よりもエレベーターやエスカレーターがたくさんあり移動しやすいよう造られていました。
しかし私はカナダ滞在中に日本でお馴染みのいくつかのものを見つけることが出来ませんでした。それは目の不自由な方向けに青になったら音のなる信号機です。カナダの信号機はボタンを押したらすぐに信号が変わったり車が止まって渡らせてくれたり歩行者自体には優しいシステムだったのですが日本のように音が鳴る信号機はありませんでした。私は千葉敬愛高校に通学する際近くに盲学校があるため音の鳴る信号を毎朝見るし実際に使用している目の不自由な方を見ます。そしてこの信号機は誰にでも優しいとてもいいものだと思っています。
またカナダでは見つけられなかったものとしてエレベーターの車椅子の方用のボタンです。日本では車椅子の方でも押しやすいように低い位置にもボタンが設置しておりそのボタンを押すと扉の解放時間が長くなります。
先述した通りカナダにはたくさんのエレベーターがたくさんありました。しかしこのシステムを導入しているエレベーターはおそらく見なかったと思います。
この信号機とエレベーターの2点から私は日本の気配りに関して普段は気にしないような点にも気付けて日本を誇りに思いました。
このカナダ研修を通して私はそれぞれの国の良いところ悪いところを再認識することが出来ました。どちらの国が飛び抜けて良い訳ではなくそれぞれが長所を持っていてその長所をお互いに使用、例えば、日本にたくさんのゴミ箱を導入したりカナダに日本のバリアフリーシステムを広めたり、といったことをすれば両国間の関係が良くなるばかりかどちらの国もとても暮らしやすい良い国になると思います。短い2週間でしたが広い視野と自国への誇りそして自国以外にも良いところが沢山あるという尊敬の心が芽生えたので素晴らしい経験をできました。
3年女子Kさん
私は、カナダに語学研修に行きました。カナダの国の方々はフレンドリーで元気いっぱいでした。ですが、の品人は丁寧でまじめな性格なので、お店に行くと物の扱いやお金の渡し方は雑に見えてしまいました。このように正確や環境が違うため「意識」というものも違うと思います。
 エコの意識ではカナダは主にペットボトルとその他のゴミに分けるゴミ箱が多かったです。しかし、リサイクルできるものと大まかだったので分別したいと思いました。日本では、カン、ビン、ペットボトルに分けられ、駅などでは新聞、雑誌といった分別があり、スーパーなどでは牛乳パック、トレー、ペットボトルと分別できるようになっています。母はスーパーの分別回収ではゴミになるものが少なくなり、使うお金も減ると言っていました。分別では日本のほうがリサイクルに気を使っているのかと思います。
 しかし、カナダはロシアに次いで世界第二番目で日本の約二十七倍もの国土面積を持つため、太陽光パネルがたくさん取り付けられていました。ある日、バスに乗っていると、あそこにあるのは全部太陽光パネルだよと教えてもらいました。日本も先進国のため太陽光パネルは多いですが、国土を生かしたエコだと思いました。
 さて、「弱者に対する配慮」の意識ですが、カナダのバスでは優先席の椅子がたため、子供連れの方がベビーカーを置いたりすることができ、通路の邪魔にならないように工夫されていました。一方、日本では少子化が進んでおり、カナダのようになっているバスは少ないと思います。日本では高齢化も進んでいるため、その方たちがより多く座れるように積を増やすことや、より多くの人が乗れるようにカナダとは異なる工夫がされています。日本の首都東京では人口密度が世界的に見ても高いです。その中で体の不自由な方が生活するのは難しいです。それでも、音響用ボタンや点字ブロックを利用して生活することが可能です。カナダでは点字やアナウンスが少ないと思いました。目や耳が不自由な方のための設備が日本に比べて多くはないのかと思います。多くの方たちが生活しやすいように環境や設備を充実させたほうが良いと思います。カナダに行ってたくさんの人々や事物を見て、日本ではそれほど重視していないことが意外に大切だったりするなど、多くのことを学ぶことができました。私自身の心も明るくなったり、英語にもっと関心をもつようになったりと、自己改革することができました。カナダの語学研修に参加してよかったです。

2年女子Tさん
エコの意識について
 カナダにはたくさんのゴミ箱がありましたので、大変便利でした。日本もそうっするべきではないかなと思いました。実行すれば、日本も、より綺麗になるだろう。また、滞在中水道水は飲みませんでした。少し飲んでみたのですが、カナダの土地だというのに美味しくありませんでした。食事は大変美味しかったのですが、味が濃く、和食ほどのバランスはとれていませんでした。私にとっての野菜の量としては足りませんでした。また、ゴミ箱には多くの残飯が捨てられていました。私は、最後まで食べようとしますが、日本でも平気で残す人は良く見かけます。カナダでも、最後まで食べようとしない人を見かけました。もしかしたら、食糧事情の豊かな先進国では多くの国で同様の現象なのだろうかと思いました。
 さて、日本との違いですが、まず驚いたことは、バスの中に折り畳みの座席があることでした。車いす利用者がいる場合、これは折りたたむことができます。市電とバス90分は乗り放題でした。どこへ行くにも一定料金でした。その他、地域的な理由なのか、天候の急変があったり、トイレの扉が随分狭かったことなど、ちょっと神経過敏なみかたをしていたかもしれません。
 思い出を振り返ってみると、日本時間では7月11日ですが、カナダに到着し、入国審査ではとても緊張したという記憶です。また、滞在先のセントジョンズ・インスティテュートの近くにあるスーパーに行くと、全ての売り物がとても大きくて驚きました。アルバータ大学ではウサギ、リスがキャンパス内でごくふつうに見られ、カナディアン・ロッキーの研修中は、ホテルの裏で、シカが草を食んでいたり、トレッキングをしているとプレーリードッグなどが頻繁に顔を出しました。好天に恵まれたレイクルイーズでは、カヌーを楽しみました。真っ青な空のもと、ターコワイズ色の水をたたえるモレーンレイクは神秘的でした。この湖はいつか、本で見たことがありましたが、その姿は想像を超えていました。エドモントンの歴史学習で訪れたフォート・エドモントンでは、1800年代からの古い様式の家があり、ガイドの方から当時の生活様式の説明等をしていただき、興味深かったです。例えば、選択の仕方、ヨーロッパ人との取引でネイティブたちが持ち寄ったビーバーなどの毛皮を実際に手で触れることができました。一方、エドモントン市内では、多数のイベントやスポーツの試合も行われていました。今回は地元の野球リーグの試合観戦にスタジアム行くという、私には初めてのことでワクワクしていました。残念ながら、4回の裏で、雷雨となり途中で中止になってしまいました。この時期のイベントとしては、K―daysということで、北米文化の一つロデオを見ることができ、これまた初体験でした。とても危険だとおもいましたが、出場者は馬上から、真剣に子牛の足に投げ縄をかけると足をつかんで引き倒し、瞬時に縛りあげました。子牛がかわいそうに思えましたが、すぐ解き放たれて介されたので安心しました。古くからある土曜のファーマーズマーケットに入ってみると、いろいろな種類の野菜、果物、焼き菓子などが売られていました。私は、レッドカーラントというものを買ってみました。見たことも聞いたこともないもので、ベリーの仲間でとても小さな粒でした。すっぱいのですが、おいしかったです。また、世界最大級のショッピングモールであるウエストエドモントンモールは、大きすぎて十分な買い物ができませんでした。波のプール、遊園地、水族館までがモールの中にありました。日本では信じられないことです。私は良い時間を経験しました。私は再びカナダを訪れもっといたいなと思う。

2年女子Oさん
素晴らしい経験

私は、今回のカナダに研修に行って、たくさんの発見をしました。私たちの受けた授業では、日本の授業と違い座っているよりも、立っていることのほうが多くディスカッションの時間が多かったです。毎日違うテーマについてプレゼンテーションを作り、みんなの前で発表しました。日本語から英語に訳すときに言葉が出てこず、毎回プレゼンを作るときはたくさんの単語を調べたり、友達と話し合ったりして作りました。授業中では日本語がしゃべれず、日本語を使うと先生から注意を受けました。最初のほうは、みんな日本語でしゃべってしまっていたのですが、途中から積極的に英語でしゃべるようになり、授業中に日本語が聞こえることがなくなりました。英語しかしゃべれない環境にいると、自然と英語が出てくるようになったので、そのルールはとても自分の力になったと思います。とても難しい経験でしたが、英語に対してのモチベーションは確実に上がりました。
カナダで生活していると、自分の英語力が足りないなと思う場面がたくさんありました。とくに、マシューと話しているときが一番実感しました。マシューはアルバータ大学のボランティアの人で、毎日私たちをいろんなところへ案内してくれました。彼と話していると、自分が言いたいことが伝わらない時がよくあり、自分の英語力が拙いことを実感しました。ですが、そのおかげで英語を話したいという意欲がわき、積極的に話すことができました。
そして、アルバータで生活していて一番印象に残っているのは、日本より圧倒的に道に落ちているごみが少ないことです。アルバータでは至るとことに公共のごみ箱が設置されていて、いつでもごみを捨てることができました。なので、ポイ捨てをする必要がなく、町がいつでもきれいに保たれていました。また、ごみ箱の中にも二つ種類があり、燃えるゴミ用のものとリサイクル用のものがありました。大学のなかにはもっと細かく分類されているものもあり、カナダ人全体でエコ活動に積極的に参加しているのがわかりました。カナダの綺麗な街並みや自然を守るためには、そういった活動が大切なのだと実感しました。
カナダの自然は思っていたより雄大で驚きました。一番印象に残っているのはモレーン・レイクです。ターコイズ色の澄んだ青い湖とロッキーマウンテンに育つ木々が本当に美しく、言葉にできない美しさがありました。岩山を上り頂上に到着し初めてその景色を見たとき、今まで見た景色の中で一番美しい景色だと思いました。写真でもわかる美しさですが、実際に見てみると、もっと美しかったです。そのような素晴らしい景観も、エコ活動のおかげで守られているのだと思いました。
私は今回の研修に参加して、本当に良かったと思います。日本で学べないこともたくさん学べ、英語の重要さに気づけました。すべてのもの・ことが自分にとって新しく、たくさんの発見がありました。自分の英語が伝わらないことによって自分の英語に対してのモチベーションは向上したと思います。もし、この研修に行くか迷っている人がいたら、私は行くことをお勧めします。それくらい、自分にとってとてもいい経験になったと思っています。最後に、連れて行ってくれた鈴木先生・小林先生、ともにカナダで生活したみんな、何よりこの研修に行くことを許可してくれた両親に感謝します。貴重な経験をありがとうございました。 
Thank you for your all. I felt excited every day. I want to improve my English kills through this experience and go there again.

2年H君

I learned various things through this language training in Canada. I’ll talk about differences between Canada and Japan. There are three topics. First difference is consciousness of Canadians to eco and environment. There are a lot of trash cans anywhere like on the roads, in parks and university. So we don’t see any garbage. I think Canada is cleaner than Japan. The place where I felt Canada is strongly conscious of environment is Canadian Rocky because we couldn't walk except paved roads or access to save nature. And we also couldn't feed or get close to wild animals. Canada respect for nature and animals. In 2020, the Tokyo Olympic and Paralympic Games will be held. So I think Japan should emulate consciousness of Canadians to eco and environment.
Second one is humanity of Canadians. Compared with Japanese, they are so kind and friendly. For example, in the shop, a clerk says, "Hello. Can I help you?" or "How are you?" They talk to me friendly, so I can ask anything easily. It was comfortable for me. Final assessment of my English class was "Canadian culture project" so I had to interview Canadians to make a video. But it was easy to finish because when I say, "Excuse me?", they definitely stop and answer my question. They were really warm-hearted or tender!
The last is the class style. In Canada, in our classes, students can talk freely, eat and drink something. So, I felt something is wrong. In my English class, we made presentations every day. For example, we talked about Japanese festivals, historical persons and famous places. I thought I should learn about Japan more. We also discussed various things every day. For example, immigrants, animals and Alberta. Our teacher was Rohit. He taught us how to communicate in English. In his class we couldn't speak Japanese, only English!! When I use Japanese, he said, "English!" But it was good for us to improve our English skill. I used to speak English.
Finally, thank you Mr.Suzuki and Ms.Kobayashi for supporting us. I appreciate you. I really want to go to Canada again. Thank you for reading!!

2年T君
両国の魅力

7月10日から7月25日までのおよそ2週間、カナダへ語学研修に行ってきました。カナダでは、日本と似ているところ、違うところをそれぞれ発見することが出来ました。これからそれらについて「環境への意識」「バリアフリーへの意識」の2つの観点からお話します。
まず環境についてです。私たちはカナダのエドモントンという所の大学へ向かったのですが、その途中にカルガリーというところにある空港を経由しました。その際、時間があったため空港内を歩き回ったのですが、空港の中はとても綺麗でした。ゴミが少しも落ちていなかったのはもちろん、トイレも掃除が行き通っており大きな空港だったのですが、美意識が行き届いているなと感じました。
またエドモントンに着いてからもゴミが落ちているところはめったに見ませんでした。カナダの街中にはたくさんのゴミ箱がありました。これが道にゴミが落ちていない一番の理由だと思います。またほとんどのゴミ箱はリサイクルできるものとできないものとで分別されていました。日本では特に渋谷など人が集まる場所でゴミが大量に放棄されています。これは恐らく人数とゴミ箱の数があっていないからだと思います、もちろん、美意識の低さも関係あると思いますがカナダの道を歩いてみて日本ももっとゴミ箱を増やせばゴミが減るのかなと感じました。カナダの環境について自分が一番強い印象を受けたのは水に関してです。カナダに滞在中泊まった宿泊施設の部屋に水道がついていたのですが、水道水を飲むことはしませんでした。そのため、毎日のように飲料水を買う必要があったのですが日本よりも水の値段が高くて、これが痛い出費となりました。日本では家や学校で当たり前に水道水を飲むことが出来るし飲料水も手軽な値段で買うことが出来ます。そのため、カナダ滞在中に水を飲める大事さを感じることが出来ました。
次にバリアフリーについてです。
カナダでも日本と同じように全ての方に配慮の届いた設備をいくつも発見することが出来ました。例えばエレベーターやスロープなどです。私たちは宿舎から大学まで毎朝電車に乗る必要があったのですがその宿舎の最寄り駅にはスロープが完備されておりベビーカーや車椅子の方でも電車に乗りやすい設計になっていました。また大学内には日本の学校よりもエレベーターやエスカレーターがたくさんあり移動しやすいよう造られていました。
しかし私はカナダ滞在中に日本でお馴染みのいくつかのものを見つけることが出来ませんでした。それは目の不自由な方向けに青になったら音のなる信号機です。カナダの信号機はボタンを押したらすぐに信号が変わったり車が止まって渡らせてくれたり歩行者自体には優しいシステムだったのですが日本のように音が鳴る信号機はありませんでした。私は千葉敬愛高校に通学する際近くに盲学校があるため音の鳴る信号を毎朝見るし実際に使用している目の不自由な方を見ます。そしてこの信号機は誰にでも優しいとてもいいものだと思っています。
またカナダでは見つけられなかったものとしてエレベーターの車椅子の方用のボタンです。日本では車椅子の方でも押しやすいように低い位置にもボタンが設置しておりそのボタンを押すと扉の解放時間が長くなります。
先述した通りカナダにはエレベーターがたくさんありました。しかしこのシステムを導入しているものはおそらく見なかったと思います。
この信号機とエレベーターの2点から私は日本の気配りに関して普段は気にしないような点にも気付けて日本を誇りに思いました。
このカナダ研修を通して私はそれぞれの国の良いところ悪いところを再認識することが出来ました。どちらの国が飛び抜けて良い訳ではなくそれぞれが長所を持っていてその長所をお互いに使用、例えば、日本にたくさんのゴミ箱を導入したりカナダに日本のバリアフリーシステムを広めたり、といったことをすれば両国間の関係が良くなるばかりかどちらの国もとても暮らしやすい良い国になると思います。短い2週間でしたが広い視野と自国への誇りそして自国以外にも良いところが沢山あるという尊敬の心が芽生えたので素晴らしい経験をできました。