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平成25年度 ハワイ大学語学研修実施報告

ハワイ大学にて語学研修を実施いたしました。


今年も昨年に引き続きハワイ大学にて語学研修を実施いたしました。参加者は皆「収穫の多い語学研修でした」と口々に述べておりました。なお概要は次の通りです。

平成25年度 ハワイ大学語学研修概要

1. 実施期間

平成25年7月21日(日)~8月5日(月)

2. 研修場所

アメリカ ハワイ州 ハワイ大学 アウトリーチ・カレッジ

3. 参加人数

生徒    18名
引率教員  2名

実施報告(感想)

平成25年度ハワイ大学語学研修の感想
~ 2年生 女子Aさん ~
 「たくさんの違い」
ハワイに語学研修に行って、やはり日本とは違うところがたくさんあるなと思いました。
 一つは気温です。日差しはハワイのほうが強く、暑いと感じましたが、日陰に入ってしまうと涼しくて驚きました。そのせいかホームステイ先にはエアコンがありませんでした。扇風機だけで過ごせるなんて、とてもエコだなと思いました。
 二つ目は、ご飯です。ハワイアン料理というのを食べてみました。これには好き嫌いがよく出ると教えてもらいました。私についてはどうかというと、食べられる物と、食べられない物がありました。ホームステイで食べた中で好きだなと思った物は、ラザニアとサンドイッチです。ホストマザーは料理がすごく上手でした。カロリーが高い食べ物ばかりかなと覚悟して来ましたが、それほど高そうな物はなかったので、やはり人それぞれだなと思いました。
 三つ目は、ハワイのお風呂はシャワーだけで浴槽がありませんでした。大学の寮にはありましたが、ホームステイの家にはなくて、少し、ホームシックになりました。
 四つ目は、空と海です。やはりハワイの空と海はとても綺麗でした。日本にも綺麗な場所はたくさんあります。しかし、すぐ行ける距離にはないということが、ハワイとの違いだなと思いました。
 五つ目は、バスです。日本のバスは、降りる場所によって値段が異なる場合と、終点まで同じという2種類がありますが、ハワイではどこまで行っても大人2ドル50セント、子供1ドル25セントです。つり銭は出ない料金箱で、ぴったりの運賃をださねばならず、初めてバスに乗った時は大変でした。降りる停留所が表示されるのも1回だけであることと、そこに近づくとワイヤーを引っ張らなければならないこと、そして、バス停に何時に来るのか、どこに停まるのかが書いてないので本当に苦労しました。私は日本のバスの法が好きです。
 六つ目は、大学での授業のことです。日本の授業ではしゃべっていると、「静かにしなさい」と言われて、書く事の方が多いです。しかし、ハワイの授業では書く事がほとんどなく、英語なら話し合ってよく、静かな時間がほとんどありませんでした。ハワイの先生に日本の授業風景を話したら、「もっとたくさん英語を使うべきだ。」と言っていました。ハワイでの授業は日本とはまた違う楽しさがありました。
 私は、海外で2週間過ごすのが楽しみでもありましたが、不安もありました。全然英語が使えないのにどうしようか、ホームステイでは初めて会う人たちだから大丈夫だろうかなどと思っていました。でも、行ってみてよかったなと思っています。色々な事を経験して、知ることができてとても楽しかったです。困った事や大変なこともありましたが、この思い出を忘れずにいたいです。また、ハワイに行くときは、もう少し英語を話せるようにします。

2年生女子 Bさん
「HAWAII」
 日本のジメジメした暑さとは違い、ハワイはからっとした暑さでした。その機構の違いのおかげで、ハワイでは暑いと感じることがほとんどありませんでした。ハワイの暑さは気持ちの良い暑さです。「日本もハワイのようにカラッとした暑さになればいいのに…」と、ついつい思ってしまいます。
 ハワイは自然がとても綺麗でした。ダイヤモンドヘッドの頂上からの景色、ワイキキビーチ、マカブウ岬…。写真を撮らずにはいられません。無意識のうちに携帯に手が伸びて、カメラ機能で写真を撮っていました。私の写真フォルダはハワイの綺麗な写真でいっぱいです。まず、ダイヤモンドヘッドですが、楽に頂上まで行けるだろうと思っていましたが、意外と大変でした。特に、最後の角度の急な階段はキツかったです。でも、頂上からのあの綺麗な景色を見たら疲れは一気に吹っ飛びました。ハワイの海は青いです。ただ一色ではありません。濃い青やうすい青があります。水深や海底の地形の違いが奏でるその微妙に差のある青のグラデーションがすごく綺麗でした。それから、ワイキキビーチで驚いたことがありました。一つは、砂浜の極近くの浅瀬にも魚が泳いでいたことです。いつも私が行く日本の海では絶対にあり得ないことです。二つ目は、砂浜にゴミが落ちていなかったことです。これにはとても驚きました。日本では、ゴミの落ちていない砂浜をさがすのは大変です。だから、私たち日本人は、ハワイの砂浜を手本として、ゴミのない砂浜をもっと増やすべきだと思いました。
さて、自然の美しさ以外では、逆に、ハワイの人にも日本人を見習ってほしいと思ったこともありました。それは、食事のマナーです。食事が終わったら、次の人が使うことを考えて、汚したテーブルは自分で綺麗にすることや、床に食べ物を落としたら、拾うことなどです。大学の寮(ドミトリー)の食堂や大学内の食堂やカフェを見て、このように思いました。
また、食べ物についてですが、ハワイでお米を食べた時、お米はやはり日本だなと思いました。和食に関しても同じように感じました。最初の1週間、朝食と夕食はドミトリーの食堂で食べました。その中で、魚料理が出てきたのは、ある日の夕食のたった1回でした。もう少し出てくるだろうと思っていたので、正直驚きました。また、ホームステイ先では、魚料理が出た日は1日もありませんでした。おかずは肉料理でした。ハワイに来て1日目から、「あー、日本食が食べたい!」と思ってしまいました。こちらに来て、日本食の美味しさやバラエティの豊かさを実感しました。ハワイアンフードもおいしかったですが、私の中では日本食にはかないません。
私がハワイで出会った人々は、元気で明るくて、親切な人達でした。たとえば、盆踊りの時でした。ホームステイ初日、ホストファミリーが盆踊りに連れていってくれました。その時に、踊っている輪から、一人のおじさんが一緒に踊ろうと声を掛けてくれて、踊り方を教えてくれました。ホストファミリーもとても良い人たちで、色々と気を遣ってくれて、いつも笑顔でした。ショッピングセンターの店員さんもわざわざ日本語で話してくれたり、大変親切に対応してくれました。私は、ハワイの人々の持っている元気、明るさ、親切心がとても好きです。
このハワイ語学研修の2週間、英語の話す力や書く力、聞く力を伸ばせただけでなく、ホームステイやその他の様々な体験から、数えきれない事を学べたと思います。また、良い思い出にもなりました。このハワイ語学研修での経験を修学旅行に生かしていきたいと思います。
 ハワイは、気候が良く、綺麗な景色がたくさんあり、現地の人々も良い人々でした。今回で二度目のハワイで、最初に来た時よりも、もっともっとハワイが好きになりました。また機会があれば、この地を訪れてみたいです。

2年生女子 Cさん
「平成25年度ハワイ大学語学研修に参加して」
 私たちは1、2年生18人でハワイ大学に2週間語学研修にいってきました。最初はみんなが消極的で「誰かが言えばいいや」と思い、誰も答えないことが多くありました。しかし、先生が、「日本ではそうかもしれないけど、ここでは違うの。Yesか Noかどっちなの?」と言ってきて、日本との違いを実感しました。また、大学ではオフ・キャンパスやインターチェンジなど英語を話す機会をたくさん作っていただけて、だんだん授業がわかるようになったり、ホストファミリーと話せるようになったり、わからないことでも知っている単語で頑張って説明できるようになり、成長したなと思いました。
 I visited Hawaii for the first time. I took English conversation lessons at my high school for this program. So, I was looking forward to visiting Hawaii!!
At first, I couldn’t speak English well and I got nervous. I was filled with worry before the first class. But the classes were a lot of fun because our teacher taught us many things politely with a good sense of humor. As a result, I was able to enjoy every class.
The classes were quite different from those in Japan. We can communicate with our teacher in Hawaii! My best memory is interchange. We had interchanges with UH students four times. It was exciting for me to speak in English. In the last one, I could speak English better than before. I was very happy.
I have decided to study English much harder. I hope I will be able to be a player on the international stage.

2年生女子 Dさん

私がハワイに行って感じた事は、日本とハワイの違いがたくさんあるという事です。その中で、特に強く思った事が2つあります。まず1つ目は、食生活の違いです。日本は、主に和食中心です。洋食もありますが、洋食ばかりだと飽きてしまい、和食が恋しくなると思います。しかし、ハワイはアメリカ合衆国の一つの州という事もあり、色々な国から人が来るため、食事は主に洋食中心で、高カロリーな物を好んで食べている傾向にあると思いました。さらに、一人前の量が多く、日本のMサイズよりもハワイのSサイズの方が大きいのでは?と思うくらいサイズ感が違うので、改めて日本の食事は健康的だなと思いました。また、食べる時間帯も日本人と違うと思いました。実際にホームステイ初日の夜、カハラモールという所で夜ご飯を食べたのですが、食べ始めたのは21時頃でした。普段私が食べている時間より遅いので、お腹は空いていたのですが、その時間に食べられる量では無く、食べきれませんでした。他にも、店員の方が盛り付けてくれる量がとても多かったり、私にとっては、味付けも日本の方が美味しいと思いました。ハワイにも美味しい物はたくさんありますが、食に関してだと、私は日本で食べる日本食が一番好きです。
2つ目は、自然保護と環境整備の違いです。日本も近年、環境面を重視するようになってきたと感じますが、まだまだハワイのようには出来ていないと思います。ハワイは毎年観光客などで人が海や山に大勢訪れているのに、ダイヤモンドヘッドやワイキキビーチなどはとても綺麗に保たれていると思います。日本の海は、海岸にゴミが多く、一部のマナーを守らない人が海を汚くしてしまっていると思います。山に関しても、世界遺産に登録されてから更に登山客が増えた富士山も、登山客が捨てるゴミが多いと聞いた事があります。日本もハワイも観光客が多い場所という点では同じはずなのに、何故こんなに違いがあるのでしょうか?私は、人々の意識の違いだと思います。ホストファミリーと海へ行った時、帰りに自分の出したゴミ以外のゴミも拾っているのを見て、このように綺麗にしようとする人達が多く居るから綺麗なのかなと思いました。もちろん、日本に全く居ないというわけではありませんが、綺麗にしようとしている人に対して、ゴミを拾うという行動に移せない人の方が多いのではないかと私は思います。日本もハワイのように自主的にゴミを拾う人が増えて、もっと綺麗な日本になる事を願います。他にも、道にゴミ箱をもっと設置するなど、ハワイの環境整備を日本もどんどん参考にしていくべきだと思います。
最後に、正直なところ、私は現地に行くまで、2週間日本を離れるのがとても嫌でした。観光で行く訳ではないし、日本で夏休みを過ごしたいと思っていたからです。学校の宿題もあるし、夏休みにわざわざ勉強しに行くなんて・・・と思っていました。実際ハワイへ行ってみると、思った通り、ほぼ毎日大学で勉強しなくてはいけなくて大変でした。ですが、一緒に行ったみんなのおかげで毎日楽しかったし、辛くても頑張る事が出来ました。行ったのがこのメンバーで本当に良かったと思います。加えて、2週間充実した語学研修にする事が出来たのは、語学研修のメンバーと、現地の方、山口先生、伊藤先生、日本で色々な手続きなどをしてくれた鈴木先生、行かせてくれた親など、身の周りの方々のおかげだと心から思います。本当に、ハワイ語学研修に参加出来て良かったです。

2年生女子 Eさん
「日本とハワイの文化」

私は今回、ハワイへ語学研修に行って 様々な国の人、考えの人に出会い学んだ。
ハワイはアメリカで唯一王宮があった州であり、たくさんの民族が融和し、独自の文化ができたのである。そのハワイには、アロハスピリットという、訪れる誰をも優しく包み込む広い心がある。ハワイならではの心の在り方だ。
私はホームステイをしてアロハスピリットについて教えてもらった。
まずハワイ人は自然を愛している。自然を愛し、全て受け入れている。なので、私のホストファミリーは外でも裸足になる。お母さんも子供も、何も気にせず裸足になっていた。私はおどろき、なぜなのか聞くと、「ハワイではあたりまえで自然、地面からのエネルギーを大切にするの」と言われた。
そのほかにも、風や海、空についてのハワイ人の考え、花にまつわる伝説などを教わった。
日本は自然と常に一緒という考えがあまりない。仕事や学校などで忙しく、まず自然のことを考えていない。
そして私はホストファミリーに聞かれた。なぜ日本人はいつも時計とにらめっこしているのかと。どうして時間に追われているのと。ハワイには日本と違いバスの時刻表がない。授業も開始時間から10数分経ってから、先生がくる。時間厳守という日本では当たり前だったことが、ハワイではとても不思議がられる。
私はハワイのこのゆっくりと過ごすのが気持ちよかった。日本もこうなればいいのにと思ったが、やはりもし電車などが時刻通りに来ないとしたら不便だなとも感じた。

逆にハワイにはない日本の魅力はなにかと考えたところ、ひとつは窃盗などの犯罪者の少なさ。安全さだ。ホストファミリーに言われたが、ハワイではリュックを使うことはあまり良くなく、レストランでも荷物だけを置いて立ち上がってはいけないと言われた。そうしないと、貴重品がすぐ盗まれてしまうという。日本では全く気にしていなかったのでここも違うのだなと感じた。
もう一つは、日本は食品管理がしっかりしているということ。私がハワイでコーヒーを頼んだとき、コーヒーの中に蝿が入っていた。私はおどろき、変えてもらおうと店員に聞いたが、ハワイの人はあまり蝿を気にしないのか「大丈夫だよ!」としか言ってくれなかった。
日本では、絶対に変えてくれるだろう。ここもハワイと日本の違いかと思い、またひとつ学んだ
私はこの2週間でいろいろなことを学んだ。それはとても面白くわくわくした。そして他の国の文化も知りたいと思った。この語学研修はわたしにとって一生忘れない貴重な体験となった。

2年生女子 Fさん
「ハワイでの語学留学を経験して」
約2週間、家をこんなに離れた事が無かったうえ、しかも海外ということで不安と期待で出かけた。
 ハワイ大学での勉強をして感じたのは、日本の授業との違い。日本では机に座り黙って聞くというのが当たり前だが、ハワイは先生が積極的に話しかけてくる。もう、しゃべらざる得ない状況になる。最初は慣れなかったけど、だんだん順応できてきた。先生は朝から異常なほどのハイテンション!!来てすぐ「Good morning~good morning~♪」歌い始める。授業中のフリードリンクはもちろん、お腹がすいたのか先生がお菓子を自分で食べて生徒に配りだす。「No, thank you. 」って言うと「Fantastic!」「Interesting!」こんな事もあった。10分休憩と言いだし先生はカフェテリアに行き食事。なんて自由なんだろう。
ドミトリーでの生活で困ったのは冷蔵庫が無い事。冷たい水が飲めない。水と言えば大学の冷水器の水がマズイ!!ペットボトルで緑茶ってあったから買ってみたら甘いお茶でがっかり。値段も日本と比較して高かった。
ドミトリーでの食事は基本何でも揃っているけど、やはり味が合わなかった。ケーキは甘すぎて砂糖を食べている感じ。サラダのブロッコリーは生のまま、キュウリの切り方もダイナミックだった。一日で日本食が恋しい。食べたくなったものは、白米、しかも塩おにぎりが・・・。普段食べたくならないお新香が食べたくなった。
ホームステイ先は、Erinさんファミリー。大手会社員のお父さん、ズンバの先生をしているお母さん、14歳のジョリン、10歳のジェイシーの4人家族。お家は3LDKの平屋で大学までは車で10分位の距離の住宅街。大学まではお母さんが送迎をしてくれた。ハワイの人たちは時間にルーズなのかなと思っていたけど、そんなことは無く、一度迎えが遅れる事があって、きちんと先生に連絡をしてくれて、「ごめんね」と誤ってくれた。しっかりした良いお母さんだった。家族は自由にリヴィングでのんびり。他人が家にいようと関係ないって感じ。私達が朝ごはんを食べているときででも、お父さんはリヴィングで鼾をかいて寝ている。日本では家族揃って夕飯を食べ、夕食の時間もだいたい決まっているけど、お腹がすいたって言うとお母さんが作ってくれた。自己主張しないと食べられない。遠慮しちゃいけないと思った。ある日の夕方「お腹空いた?」って聞かれたから、おやつかなって思って、「空いたよ。」って言ったら、まさかのマグロ丼登場でびっくり。さすがに夕飯は軽いものにしてもらった。美味しかったのは、毎朝お母さんの手作りのワッフル。ワッフルを作る機械が家にあればいいと思った。
休日は近くの海岸に連れて行ってくれた。とても、綺麗だった。Snowっていうアイスクリームとかき氷の間のようなアイスが美味しかった。また食べたいなー。
日本語は通じなかったので頑張って英語で会話したけど、何とかなった感じ。
ハワイはとても過ごしやすい。湿気がなくてカラッとして、日影が涼しい。今度は観光でゆっくりいってみたいと思った。
ハワイ大学でお世話になったマーゴット先生はじめ、Erinさんファミリー、そして引率してくださった先生方と一緒に行った友達に感謝したいと思います。ありがとうございました。

1年生 Gさん
「ハワイ語学研修」
 私が今回このプログラムに参加した理由は、私は高校を卒業後、アメリカに留学したいと思っているからです。ところが、最初は全く平気だったのですが、出発が近くなってくると、とても緊張しました。
 1日目は、機内でよく眠れなかったことと、時差の影響もありましたが、ホノルル空港に着いて、そのまま市内観光となり、ビショッツプ博物館に行きました。ここの別館が楽しかったです。ここからも観光バスでいろいろな所へ観光に行きました。午後ドミトリーに着き、同室の友達ともすぐ仲良くなることができたので、とても嬉しかったです。宿題を済ませて、お話やお菓子パーティー等をしました。
 2日目はダイヤモンドヘッドに登りました。すごく暑くて大変でしたが、頂上に着いた時の景色が素晴らしく、風が爽やかでとても良かったです。下山して、一路アラモアナショッピングセンターに行きました。そこで行きたかったお店に行くことができてとても嬉しかったです。
 そして、3日目から授業が始まりました。授業では、歌を歌ったり、ドル紙幣とコインの学習、そしてゲームをしたりと、多種多様な活動が溢れていました。また、ハワイ大学の学生とのインターチェンジをしました。最初は、とても緊張していましたが、相手の学生さんも頑張って理解しようとしてくれたため、会話が続きました。非常に楽しく、良い勉強になりました。宿題には絵を描いてくるものがあり、絵の苦手な私はとても苦労しました。インターチェンジの相手をしてくれた学生さんについての説明を、英文で書いてくるものも出されました。大学のキャンパスはすごく広くて、色々な所があったので思っていたよりずっと楽しかったです。
 ホームステイもかなりエンジョイすることができました。家にプールが付いていて毎日入ることができました。ハワイ料理も出してくれました。食べるのが厳しいなと思うものもありましたが、良い経験になりました。そして、先輩と一緒に親子丼も作りました。ホストファミリーにはとても感謝しています。
週末には、1日校外学習が組まれていて、真珠湾攻撃の現場も訪れました。そこでは、沈没した軍艦から、今でも油が浮いてきていて驚きました。記録映画もとても良い勉強になりました。
私は、以前にハワイに来たことがありましたが、これほど観光したことがなかったので、とても良い経験になりました。すごく楽しかったので帰りたくなかったです。素晴らしい経験をありがとうございました。

1年生男子 H君
「ハワイでの生活」
1.「エコ」の意識について
私のホームステイ先の家族は特に水の使用についての心がけやエアコンなどの電気製品の使用を制限していませんでした。したがって、私自身がホームステイ先で見た中ではエコの意識をあまり感じませんでした。しかし、自然環境を守るという面では日本と違い、とても意識していると思いました。例えば、ハワイの海や山には全くゴミが落ちていません。
2.「ボランティア」と「弱者に対する配慮」について
ハワイでバスを利用して感じたことは、車椅子の方のためにステップが降りるようになっていました。その他の面では点字などの表示、ノンステップバスなどは日本と同じでした。ただ、ハワイのバスは揺れが激しい気がしました。
3.「ハワイの歴史、日本との関わり」
1941年、日本はハワイの真珠湾を攻撃した。そして、戦艦アリゾナは大勢の乗組員とともに撃沈された。しかし、日本はそんなことをしたのにハワイの人々は日本人に優しくしてくれるとても穏やかな人柄だと思います。ハワイは元々欧米人に権力を握られていた。だが、ハワイの王位継承者と日本人が縁組。そして、日本人がハワイに移住するようになった。日系人が多いのはこのようなことがあったからだそうです。

3.「アロハスピリットと敬天愛人の比較」
ハワイの人たちはとても優しく親切な人ばかりでした。アロハスピリットとは訪れる誰をも優しく包み込む広い心のことである。この点は敬天愛人の人を愛するということと一致していると思う。しかし、敬天愛人は謙虚な所を感じるが、アロハスピリットは自己主張も強く持つことというふうに感じました。
最後に、貴重な経験をさせてくれた家族に感謝したいです。また、この語学研修に携わったハワイ大学の先生方や千葉敬愛高等学校の先生方、たくさんの人に感謝をしたいです。

1年生男子 I君
「暮らしやすい島、ハワイ」
今回のハワイ大学語学研修では英語はもちろんのこと、人々の暮らしや環境に対する配慮、街の作りなど様々なことを学んだ。
まず一つ目は、人々の暮らしについてである。ハワイの人々は実に親近的で穏和な人が多い。日本人は時間に縛られて生きていると思う。ハワイの人たちはゆっくりと暮らしている感じである。ただ、ゆっくりしすぎて、時間に遅れるなどという事も、しばしばあるそうだ。場合にもよるが、遅れても大丈夫なケースもあるようだ。そして、遅れても怒らないし、怒られない。そうゆう観点から見ても、穏和と言えよう。一方、日本人は基本的に時間通りに動いている。そうでなければ、怒られたり、時には人の信用を失うこともある。 
ハワイには、多くの人種の人々がいる。もちろん、日系の人はたくさんいた。私がお世話になったホームステイ先の家族は、日系三世と日本人の方であった。その他にも、知り合った人の中で日本の名字の人もいた。しかし、名字が日本のものでも、日本語を喋れない人は結構いるようだ。
 二つ目は、環境に対する配慮である。ハワイは物価、電気、水道代が高いようである。そのためか、ホームステイ先の家族も、日本人と同様に、使っていない部屋の照明などをまめに消し、節電していた。そして、海を見れば、なぜ、あんなに綺麗なのか。確かに、砂が綺麗で、元から美しいというのはわかる。しかし、ビーチに行くとゴミが落ちていないのである。日本の海は漂流した木々が落ちていて、夏になると、食べ物のゴミや、花火の不始末が非常にある。また、ハワイの浜にゴミが無いという理由は、あらゆる所にゴミ箱があるというのも一つの理由であると思う。
 さて、日本とハワイの比較を説明したが、似ているところも少なからずあったと思う。時間についての習慣は違うものの、心が穏和なことは、言を待たない。節電や節水などといった環境への配慮など、他にもたくさんあるだろう。これからも、そのように似ているところを増やし、良い関係を築いてほしい。


1年生女子 Jさん
「ハワイ大学語学研修」
 私は、2週間ハワイに行きました。2週間も滞在していると、ハワイと日本の違いが、はっきりと見えてきます。そんな中、私はハワイの自由とマナーがなんとなく、ぐちゃぐちゃになっていると思いました。そこで改めて、自由とマナーの違いについて考えさせられました。
 ハワイには、色々な国の人が住んでいました。それで、違う国の人同士が楽しく平和に暮らすためには、自由は必要なのかも知れません。例えば、大学内をスケートボードで走っている人がいました。町の中でも、スケートボードで移動している人が多くいました。日本では、あまり見ない光景だと思います。そして、私が一番驚いたことは、バスの中でウクレレを弾きながら、歌を歌っている人がいたのです。しかも、まわりの人は注意するどころか、むしろ笑顔で音楽を聴いていました。日本のバスと違い、バスの中でも賑やかで明るいハワイ。日本人は硬い人だと、改めて思いました。他にも、ハワイには、日本にない自由がたくさんありました。しかし、逆に、「それは自由と少し違うと思うな」ということもありました。ドミトリーで朝食の時間を待っている時でした。一人の男子学生が、タバコの吸殻を、花壇のような場所に捨てたのである。それは、自由でも何でもないと思います。その行動で、まわりの人はよくない気分になることだってありえます。そこは日本人の、マナーをよく守ることを思い出しました。
 日本人は、ハワイを見習ったほうが良いというところがあります。しかし、マナーをきちんと守っているところは、日本人の良さだと思いました。他人に迷惑をかける自由は、自由ではないと思います。マナーを守りながら、自由を楽しむことができれば、より良い生活ができると思いました。そして、日本も、もう少し自由があれば、明るく楽しい日本になると思います。

1年生女子 Kさん
「Hawaii Report」
 私が今回ハワイに行って思ったことは、人々がみんな優しいということです。まず最初に気付いたことは、ほとんどの人が、ドアを開けるときに周りの人を先に入れるために待っていていてくれるということです。日本では良い場合でも次に来る人がドアを支えるまで持っているぐらいで、他人を優先することはあまり見かけません。しかし、ハワイではそうしていました。その上、お互いの挨拶も必ずしていました。それはとても良い習慣だなと感じました。
 また、私たちが大学やショッツピングセンターで現地の人々に話しかける機会が多くありました。その時も、みんな私たちの拙い英語に優しく耳を傾けてくれました。そして、いつもきちんと答えてくれました。そういうところを日本人は見習わなければならないところだと思いました。実際、そのような場合に、日本人には外国人がいると避けてしまったり、逃げてしまったりする人もいます。
 そして、優しさは音楽にも影響していると思います。私たちが歌った「ホノルルシティーライツ」もその代表ではないかと思います。ゆったりとした曲調で落ち着いて聞いていられる曲はハワイならではの気がします。ワイキキでは夜になると色々なところから音楽が聞こえてきて、とても素敵だと思います。
 服装も優しさ、その心の大らかさ、広さが関係していると思います。日本人より個性が出せるような服装が多く、どんな人でも馴染むことができるだろうなと思いました。
 ハワイは虹の島だと聞いたことがあります。確かに今回、私も素敵な虹を見ることができました。気候などからよく虹が出るのでしょう。ですが、ただ、空に虹が出るというわけではありませんでした。色々な国、人種の人たちが混ざり合って仲良く暮らしていける、そんな人々の色が虹に例えられていたのです。私は、とても感動しました。そんな素晴らしい所があったのか、なんて綺麗なのかと。そんな不思議で素敵な文化に触れられたのも、知ることができたのもとても貴重な体験だと思います。このハワイが教えてくれたことを忘れずに、生活していけたらいいなと思いました。

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