本校の国際交流教育についてご説明します。
日本という国が、何の苦労もなく現在の社会、そして個々の生活を維持しているかと言えば、それは明らかに誤りでしょう。日本は諸外国との極めて高い度合いの相互協力によって成り立っている国です。食糧自給率、エネルギー等の項目はその理解への好材料でしょう。いかにして諸外国と共存していけるかが、現在の、そして未来の常に意識されねばならない姿勢であります。
高校生は、近未来の国際社会に君臨する重要な存在であります。本校では、生徒の更なる心の国際化促進のために、大きな4つの方策を考え計画し、実践しています。一つは、オーストラリア姉妹校関係の維持、二つ目は英語と異文化体験をさせることで将来の留学を奨励すること、三つ目は、アジア・アフリカ諸国の理解と英語が第一言語でない人たちがどのようにして第二言語、或いは仕事における主たる言語として使用するように至るかを学ぶこと、最後は生徒らがリスニング同様、スピーキングの力を伸ばすことを応援することです。このような事が、より国際化の進んだ未来の環境に対処する際に役立つことと思われます。生徒たちは、近い将来自分のオフィス等で日本人だけでなく、異なる国籍の人々と一緒に仕事をするでありましょう。
高校生は、近未来の国際社会に君臨する重要な存在であります。本校では、生徒の更なる心の国際化促進のために、大きな4つの方策を考え計画し、実践しています。一つは、オーストラリア姉妹校関係の維持、二つ目は英語と異文化体験をさせることで将来の留学を奨励すること、三つ目は、アジア・アフリカ諸国の理解と英語が第一言語でない人たちがどのようにして第二言語、或いは仕事における主たる言語として使用するように至るかを学ぶこと、最後は生徒らがリスニング同様、スピーキングの力を伸ばすことを応援することです。このような事が、より国際化の進んだ未来の環境に対処する際に役立つことと思われます。生徒たちは、近い将来自分のオフィス等で日本人だけでなく、異なる国籍の人々と一緒に仕事をするでありましょう。
外国との直接・間接の交流等を促進して本校生徒の国際理解力向上に資すること
1.姉妹校訪問
生徒の英語力に関わらず、オーストラリアの姉妹校を訪問しあちらの高校生活を体験します。外国の高校生が何をどのように毎日学習しているかを理解することや、ホームステイを通じて英語で生活することがどんなものか知ることができるからです。同世代共有の文化発見も期待されます。
2.語学研修
生徒の将来を見据えた語学研修を考案しています。現在、カナダのアルバータ州の州都、エドモントンにあるアルバータ州立大学にて行っています。ESLだけではなく、大学の授業やオフキャンパスのアクティヴィティー、そして、カナデフィアン・ロッキーでの研修を含むプログラムを大学と共同開発して実施しています。より洗練された内容とコスト削減のために、大学とのプログラムに関する連絡調整及び支払等は全ては我々自身でやります。
3.アジア研究所出張授業
日本で経済を学びにアジア経済研究所に派遣されているアジア・アフリカ諸国の行政官らによる出張授業を依頼しています。修学旅行関係地域や、遠くアフリカの国々の研修生が、現地情報を交えてプレゼンテーション方式で自国紹介を行い、生徒と直接コミュニケーションを行います。彼らは、母国語は英語ではありませんが、全て英語で行うところが重要な点です。
4.学校外部の英語技能試験に臨むよう奨励すること
大学入試改革が進むにつれて、英語の入学試験として外部テストのTOEFLやIELTS,最近ではTEAP等の採用をすでに決定、もしくは検討している大学が増えています。これらの試験については、スピーキング能力が試験されるという点で、受験生にとっては大きな驚きであります。もちろん、スピーキングとリスニングには訓練に時間を要するので、試験の遥か前にやり始めなければなりません。流暢にと言わぬまでも、熱心に自分の思うことを述べられるように訓練をする必要があります。
しかし、国際交流では、心の国際化が重要であることは当然ですが、その心を深化させるためにも、試験科目としての英語ではなく、コミュニケーション・ツールとして機能する英語が必須です。したがって、ペーパーテストではなく実際に英語を自分で使用することを想定して日々努力することを旨とするよう、英語科と協力して生徒たちの意識改革を促します。そういう意味で、第三者の4技能試験に臨むことは、大学入試と国際交流活動に直接結びつくものであります。