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3学年 課題研究発表会(総合的な探究の時間)

 課題研究の全体発表会をアリーナにて実施しました。各クラスの代表者による研究内容は素晴らしいものでした。約500人の同級生と多くの先生方を前にしながらも、見やすくわかりやすい説明であり、堂々としたプレゼンテーションを披露してくれました。生徒全体に対して、クイズを出題したり挙手や意見を求めたりする工夫も見られました。代表者は、研究へのこだわり、発表に向けた入念な準備や練習など、本当に大変だったことと思います。おつかれさまでした。観覧した生徒にとって非常に良い学びの場となりました。

課題研究(総合的な探究の時間における取り組み)について

 1年次後半から2年次前半にかけて、マインドマップを行ったり、自らの適性と向き合ったりしながら、研究テーマを絞っていきました。2年次の夏休み前には、取り組むことに至った経緯やきっかけ(日頃抱えている疑問など)を大切にし、各自研究テーマを決定しました。その後、夏休み期間なども利用し、テーマに関する様々な観察や、試行実験、アンケート調査などを行いました。2年次後半は、各自発表できる形としてパワーポイントにまとめ、クラス内でグループ発表を行いました。最終的に推薦や投票によりクラス代表者(以下13名)を選出し、3学年集会にて課題研究の全体発表会を実施しました。
クラス代表テーマ研究の要旨
A組文本さん日本人の積極性は
なぜ低いのか
日本人特有の「周りに合わせる」という文化はなぜ生まれたのか、また、どうすれば積極性は向上するのかを調査する。
B組上田さんスポーツが人に与える影響日々の運動習慣と年齢は、運動効果にどのような影響するのかをアンケートと実験で行った。
C組丸山さん車いすの視点から考える
歩きスマホの危険性
車いすで日々の生活を送っているという自身の経験から、歩きスマホをしている際に事故が起こる確率はぶつかる対象の身長によって異なると考え、検証を行った。
D組岩井さん日本と欧米の
コミュニケーションの違い
日本と欧米のコミュニケーションの取り方には明らかな違いがあるのではないか。その違いを理解し、これからの将来に生かしていくことを目的とする。
E組安藤さん春に変質者が増える理由色が人に与える影響はどのようなものがあるのか、幼少期に両親に言われた春に変質者が増えるという言葉は本当なのか、それを確かめるため身近な春の代表である花の色を例にとり実験を行った。
F組由元さん”私”に合った仕事とは何か現在世にある仕事と自分の得意なことが重なる部分はいったいどこなのか。2学年次一学期頃に始めた、自分のオリジナルブランド「Ojirinaru」での活動・実践を通して『"私"に合った仕事』について、じっくり考える。
G組島田さん差別と偏見のない世の中へ
~「道徳授業」の充実~
女はピンク、男はブルー。女はメイクする、男はメイクしない、というような他者への固定観念が「偏見」を生み、他者への差別を生む、と唱える人がいる。こうした差別をなくすために、私が小学校時代に受けた「道徳」の授業をもとに。「道徳」の授業の大幅な改善、増加を目指す提案をしたい。
H組戸村さん動物たちが幸せに
過ごせるために
私たちができること
私たちの身近にいる犬や猫たちが今、どのような状況に置かれ彼らと一緒に過ごす場合どのくらいの費用がかかるのか、少しでも大切な命がなくならないようにするために私たちは何をすることが大事なのか。
I組根子さん感情を動かす音楽人間が無意識に聴いている音楽。実は、それは近年問題視されているストレス社会の解決にも大きく関わっている。一見心と直接的な関係でない音楽が与えるものとは何なのか。そして今後の社会にどう応用されていくのか。
J組圓通さんフリートークにおける
表情分析・動作傾向
人が当たり前のように行う会話、コミュニケーションというのについてどのような特徴や習性、共通点があるのかまた会話の中でどのようにすればコミュニケーションが絶え間なく続けられるのかについてまとめました。
K組林さん風力ロケット
~安定して遠くまで
飛ぶ機体の条件を探る~
およそ2750万年周期で地球に巨大隕石が到来する危機を乗り越える方法として隕石の迎撃と地球以外の惑星に移住するという2つの方法がある。これを可能とするため簡易化したロケットを作り安定して飛距離が出る機体の条件を研究した。結果として、翼の形を台形、枚数を4枚にし機体下部に取り付け発射台の角度を45°にすることが条件であると判明した。
L組若林さんAIロボットはどこまで
人間に近づけるのか
AIが日々進歩している中、人間を超える分野が次々とでてきている。このまま技術が進んだとき、この世界はどのように変化し、人間はどのような立ち位置になるのか、その時AIがどこまで人間の代わりとなれるのか。まで人間の代わりとなれるか。
M組石川さん現代のデバイス利用状況と
その対策について
現在小中学生が多く所持しているスマートフォンやタブレットなどのデバイスがどれほど利用されていて、その結果どのような問題が起こっているのかを知り、その対策について考えていく。

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